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[nikomat 25043] Re: Meteor
小林@ものすごく興奮しました です。
Ryota Hiura wrote:
>
> 日浦Ｒです。
>
> 今朝のしし座流星群の観測行から帰還しました。
> 行き先は，和歌山県の美里町。ここの天文台が主催する
> 観測会に参加です。日浦Ｓ，光永さんと同行。
>
> とにかく，明るい流星が続々で，天候にも恵まれて大満足でした。
> 流星は，1時ごろから3時ごろにかけて徐々に増え，大小の波はあるものの
> 流れ出すと立て続けに5，6発，という感じでした。
> 天球に散らばって出現するためすべてを捕らえきれませんが，
> ピークでは毎秒出現といっても大げさではない状況でした。
> また，非常に明るい流星も多く，最後にフラッシュのように
> 激しく輝くものもたくさんありました。
> 流星痕を残すものも続々出現で，3人で双眼鏡をまわしながら
> 観察できるような状況でした。
18日昼ころに宿に到着。昼寝をして流観(流星観測)にそなえました。
ドアをノックする音に目をさますと、あたりはもうすっかり暗くなって
しまっていました。宿の人が夕食の準備が出来たと呼びにきたのですが、
想像とおり宿のご主人と宴会モードへ突入となってしまいました(汗)。
早めに夕食(?)を切り上げ撮影準備にとりかかりました。空の半分
位に雲がかかっていましたので、最終決定機材は下記のようにしました。
ニコンF4 + MF-24 + シグマ28mm1.8 + インターバルタイマー(27秒露出
3秒休止)。19日00:00より撮影開始。02:00ころにマガジン交換。
2マガジン計約500コマ撮影。固定撮影。
ニコンF2 + MF-1 + ニッコール50mm1.4 + インターバルタイマー(55秒露出
5秒休止)。19日00:00より撮影開始。1マガジン約250コマ撮影。固定撮
影。
グレーティングをセットし、「流星の成分」狙い。
ニコンF3 + MF-18 + アクションファインダー + ニッコール85mm1.8
痕撮影用。露出時間4秒。
ニコンF801 + MF-21
「大豪雨」となったときは、三脚が不足するので、円形魚眼を
取り付け地面に置き、全天狙い。
ソニーCCD TR1000
8mmビデオ。02:30より2時間のみ稼働。マニュアルモードにて使用。
「大流星の音」も録れるかな。
22時ころから準備をはじめますと、早くも明るい流星がぽつぽつと見え
だしました。遠くのほうから別グループのあげている歓声も聞こえて
きました。
24時をまわると急速に流星数が増えてきました。250枚マガジンを
取りつけた各カメラのインターバルタイマのスイッチをONにします。
ところがさっそく第一番の失敗。ニコンF2のが作動しません。ついつい目を
空に向けてしまい、タイマのバックライトボタンを一生懸命押していた
のでした。
「痕」を残す流星も続々と出現します。ニコンF3が大活躍です。あっと
いうまに36枚撮り1本使いきってしまいました。急いで巻き戻して、
フィルム交換しようとするのですが、使用済みパトローネを取り出すことが
できません。目をカメラの方に向けたくないのですが、仕方なく見ると
自動巻き戻し軸が押し上げたままとなっていました。
順調(?)に時間が流れ、ニコンF4マガジンの交換のタイミングとなりました。
三脚に取りつけたままでは交換しづらいので、とりはずそうとするのですが
取り外せません。マンフロット410を使用していましたので、ワンタッチで
取り外せるはずなのですがダメです。あわてていて取り外しレバーを逆方向に
動かそうとしていたのでした。ニコンF4の電池は500コマのバルブ撮影には
もたないはずなので、同時に電池交換もすることを予定にしていました。
が、交換用の電池が見あたりません。しょうがないので、予備の電池を
取り出すことにしました。しかーしパッケージを開けられないじゃない
ですか。むりやりとがったものでパッケージを破いたら力があまって
いやな感触が・・・。指をちょっと切ってしまいました。
流星はまだ見えていますが、だんだん空も白みはじめてきましたので、
後かたづけをはじめました。レンズ表面が氷で覆われていました。
懐炉がいつのまにか消えてしまっていたのでした。後で宿で温度計を
確認するとマイナス12度まで下がっていたようです。はてさていつから
レンズが役立たなくなっていたのだろう(涙)。
小林 時美 フジカラー現像所 （株）日本色彩 業務部
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