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[nikomat 27663] Re: 3.5cm lens for S3-2000
ひうらっす.
>最近パトロールをぜんぜんしてなかったのですが、
>三共では35/2.5、35/3.5がちょっとみダブツキ気味かと思えるほど
>沢山並んでました。
>選び甲斐があるというものです。
はい,3.5cmF3.5 の初期型形状(幅広前絞り)が4本,その後の良くある
前絞り白が6本ほど. 3.5cm F2.5 前絞り白が8本ほど. という
状況でして,F1.8 とか黒鏡筒はなく,人気というか,偏りを感じましたね.
銀座全体で 2.8cm も5本以上見たと思います.レモンに何本かあった.
レモンには 3.5cm F1.8 のフードもあった.
> > その後,リアキャップとVCメータを買いに清水へ.そこで,印刷屋さん
> > が合流.近所の喫茶店で飯を食いながら雑談をしました.
報告を忘れていましたが,この,大通りから清水のほうへ抜ける通り(つまり
レモンのある通りの1本筋違い)の雑居ビル4Fで,「プラチナプリント」
での写真展があるという看板があり,丹後屋さん,やぁりんさんとの3人で
見に入りました.これは,私 個人的には大当たりだったかな.
パンフレットには 井津建郎 プラチナ写真展 「聖地」 とあります.
パンフレットには http://www.shimose.jp/ のURLが紹介されており,
(ギャラリーのURLです)見てますと,書いてありますね.
すべての展示は半切のプラチナプリントで,ディアドルフからの密着だそうです!!
圧巻だったのは,アンコールワットの写真.これは,非常にきれいな焼き度で
(当たり前か)白黒でありながら,非常にリアリティのある,没入感のある
すばらしいものでした. この,アンコールワットの写真がライフワークだそうです.
細かい岩のそれぞれや,絡みついた木々の葉も克明に描写されています.
・・・っと,
http://www.shimose.jp/izu_img03.html
ですね(うーん,これじゃ,なにもわかりゃしないっす)
#ギャラリーの方に断って,ルーペ(丹後屋氏持参の 22x)で観察しました.
#ルーペが出てくるあたり,ギャラリーの方も驚かれたかもしれませんが.
#ちゃんと,覗き甲斐のある焼きでした.うーむ.
ほかには,トルコ風というか,タイルのモザイクが美しいイスラムの寺院の写真など,
非常に軟調な焼きでありながら,なおかつシャープさを感じるものでした.
http://www.shimose.jp/izu_img01.html も,軟調なものですが,非常にシャープで,
非現実的な,絵画調の雰囲気(近未来的という感じも)がしました.これも
気に入った写真です.
このような,やさしさを感じる軟調な焼きが多かったです.ほかには,逆光での
やわらかい光を感じる写真など.これらは,悪く言えば?ハイライト,
シャドウが出きっていない焼き度にも見えるのですが,それが非常に絵画調に見え,
また実際にはシャープネスが出ていますので,シャープネスも失われておらず,
まあ,初めて見る感覚ですね.とてもよい雰囲気でした.
硬調好きの私ですが,ちょっと,価値観に変革を迫られました.
(非常にシャープな風景写真などは,アンセル風なのかもしれませんが,
ハイライト,シャドウという価値観にとらわれないあたりが,それに
染まってないというところかな.もちろん,作品ごとにその雰囲気は
それぞれに変えてあります.)
プラチナで,密着ということなので,あのトーンの味付けは,増減感と
フィルム現像時間の調整でやっているんだろうなあ.
いい場所ですので,銀座を回られる方で,特に白黒好きの方にはお勧めします.
26日までだそうです.
>銀座から日比谷線で霞ヶ関に行き、財務省と会計検査院の間の道を
>印刷屋さん発見のカメラ屋めざして歩いていたら、タクシーが停まって、
>なんと中からは大西さんが、、、、
>なんだ、なんだ、どうして我々がここにいることを?、
>と思ったら、違った、土曜出勤とのことでした。
>大西さんも驚いた様子。そりゃそうでしょうね。
私のような田舎者は,東京に行くたび,人間ってたくさんいるなあ :-)
って思うんですが, これは,すごい偶然ですね.
やはり日本は狭い? それとも,SPやFが呼んだのか?
次は,大西さんからの発掘報告?が期待されますね.
それこそ,富士吉田のあの店のように,珍品アクセサリが
奥のほうからぞろぞろと・・・ということがあったりして.
では