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[nikomat 28182] ブロニカRF645での面白い経験



丹後屋す

表題のカメラを購入してから、
土日には(悪乗りすると平日も)暇さえあれば都内をうろつき回って、
ブロニカS2に50mmを買った頃に写真にしようと思っていた都心の姿を
写し歩いているのですが、
(ブロニカは重かったなぁ、、、120フィルム一本撮り終ると、もう今日はイイや
 という思いをしたもんでした。)
先日、犬をつれて散歩している人の後ろにつきながら、
回りのビルの様子と人犬のバランスの良いところをと狙っていました。
横断歩道で動きが止ったところでシャッターをレリーズした瞬間、
その犬がビクンと跳びあがるなり、うなり声を上げて、私を睨みだしました。
カメラはだらりと下げた右手でグリップして、ノーファインダーの撮影でした。
飼い主の耳にレリーズの音は聞こえてなかったと思います、
私の耳にも殆ど聞こえなかったのですから。

飼い主は、訳も無く犬が騒ぎ出したと思ったのでしょう、
すぐ紐を引いて、犬の唸り声を抑えようとしました。
ひとまず犬の唸りは静まったのですが、その視線は私から外れません。
信号が青になって主人が渡り始めると、紐に引かれて犬も歩き出したのですが、
何度何度も紐に逆らっては首を後にむけ敵意剥き出しの目で
私を睨み付けるのです。

こっちもビックリしてしまいましたよ。
このカメラの電磁レリーズの動作音か、
レリーズ後のモータによるチャージの音のどちらかかに、
犬の耳には能く聞こえ、しかも犬にとっては不愉快な高周波成分が
含まれているんでしょうね。

犬自体は、コーキーとかいう小型の犬なのですが、
あの睨みつける目の迫力はなかなかのものでした。
このカメラで動物を撮る時は注意をしなければ、と思った次第です。