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[nikomat 28258] Re: PM-4000PX



市川@豊橋です。

# 最近nikomat-MLのメイルは多すぎて、5%位しか読めていません(;.;)

In the message <200203221300.WAA29166@ml.asahi-net.or.jp>,
    Takafumi Kojo writes:
> 
> 昇華型カラープリンタを買おうかとあれこれ考えていたのですが、帰国したらEPSON
> から久々A3ノビサイズ対応プリンタの新製品「PM-4000PX」が発売になったことを知
> りました。

プロの方なので、アマチュアとは要求する物が違うような気はしま
すが……エプソンのプリンタって、全般に評判どうなんでしょうか?

絶好調の時は綺麗ですけど、私の近辺では、すぐに不調になると不
評です。私の研究室でも、PM-700Cが1台死んで、大事に使ってい
るつもりのPM-3000Cも不調の連続です。

使っていても、やたらにノズルが詰まって印刷ムラが出る上に、ク
リーニングは効果が少なく、クリーニングしすぎると逆効果で分解
清掃が必要になるという悪循環です。しかもユーザによる分解清掃
などが考えられていない設計になっています。

まあインクジェットと言う方式自体、そういう物だと言えば、それ
までですが……EPSONの設計方針による所は大きいと思います。吐
出量を減らすことで表現を綺麗にしようとしているわけで、そのぶ
ん詰まりやすくなります。しかもPM系のヘッドはピエゾ方式でコス
トが高いです。分解するとわかりますが、PM系のヘッドは各色一体
になっていまして、詰まった色のヘッドだけ交換することもできま
せん。もちろんユーザによる清掃や交換も、考えていない設計です。
手に負えなくなったらサービスセンターに送れという発想で、修理
には1万円くらい+10日(販売店経由で出すと3週間とか)かかりま
す。

印刷コストも考えてない?設計で、PM-3000Cまではカラーインクが
1体になっていて、どれか1色が切れると、カラーカートリッジ全
体を交換と言う贅沢な(笑)設計です。なんとかしろよと思っていた
ら、それはPM-4000PXでは改善されて、インクが各色別のカートリッ
ジになったようですが。

他社はどうなのかといえば、バブルジェット系のヘッドは構造が簡
単でコストも安く、故障は少ないと言われています。HPなどでは、
幾つかの穴が詰まっても、自動的にバックアップのノズルを使って
対応するのでユーザに迷惑をかけずに印刷が続けられるようになっ
ています。しかもヘッドは各色毎に交換可能だったり、工学的に正
しそうな構造になっています。

http://www.zdnet.co.jp/special/0111/printer.html

次はカラーレーザーか、HPかCanonのインクジェットを買おうと思
います。

> 顔料系インクを使用するプリンタとしても久々の新製品になるわけですが、前回まで
> はかなりお高い価格帯の製品だったので、いよいよEPSONも顔料系インクを本格的に
> 売り出すのかなと捉えています。
> 今日夕方、ヨドバシ店頭に山積みされているのを見て、また帰りの京王線の電車の中
> でも、コレを買った人を見かけたりしたのでちょっとだけ気になっています。
> ML参加者でどなたか購入された方っていらっしゃいますかね?
> 
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> Photographer:(社)日本写真家協会会員
> 小城 崇史(Takafumi Kojo)
> E-Mail: tk-tyo@ca2.so-net.ne.jp
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>  
> 


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    Shuichi ICHIKAWA <ichikawa@tutkie.tut.ac.jp>