[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[nikomat 30325] HRII



たかなしです。

 今日、HRIIにテクニドール現像液を使って、現像してみました。
どのような状態が現像斑か判らないのですが(^^; 成功したような気がします。

皆さんのアドバイスを受け、以下のような工程で現像しました。
液温は全て20度です。

・撮影:ISO6にて撮影。
・前浴:ドライウェル20000倍希釈液を二度入れ替え、それぞれ1分間連続攪拌
 (ピンク色の液体が出てきます)
・現像:テクニドールを取説どおり希釈。一気に注入後、1分間激しく攪拌
 その後も5分間連続攪拌
 (出てきた液は、薄いピンク)
・停止:流水にて代用。1分程度
・定着:コダフィクサーにて5分間定着。1分おきに攪拌
・予備水洗:流水にて2分
・水洗:フジQWに1分漬けた後、10分間流水にて水洗
・乾燥:ドライウェル100倍希釈液に漬けた後、乾燥

 最初に書きましたが、斑らしきものは観察できません。ひうらさんの報告どお
り、フィルムベースは透明で、カールは弱めのようです。

ピークx22倍ルーペで観察しましたが、本当に粒子が細かいです。細かいという
より、非常に密度が高いという印象です。
中間調を見るため、滑らかな水面を撮ってみましたが、とても綺麗に出ています。
人物を撮るのに、具合がよさそうです。

流石にISO6では撮りづらいので、次回はISO12、10分現像を試してみようと思い
ます。


-- 
Tomosuke Takanashi [高梨 智介]  NTT Data Corp, R&D Headquarters
E-mail: takanash@rd.nttdata.co.jp