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[nikomat 30692] Re:ハナブサ・リュウ(Re: 故都氏告別式終了のお知らせ)
高田です
ssugiya@biol1.bio.nagoya-u.ac.jpさんは書きました。
>> すぎやま です
>>
>> >ニコンのサービスステーションに隣接したニコン・サロンではハナブサ
>> >・リュウ氏の写真展がひらかれていました。
>> >展示されていた写真のうちの
>> >多くはカタコンベ [(オランダcatacombe](地下埋葬所。特に、ローマの
>> >初期キリスト教徒の共同墓地が有名)に葬られているミイラの写真
>> >だったりしました。
>> ミイラを撮影して、
>> 生の女性を見る目が変わったとインタービュー記事で書いていたと思います。
車を運転して撮影旅行をしていたようですが、とある場所で車が故障してしまい
修理するのに1週間だか2週間必要ということで、それを待っている間にたまた
まカタコンベに入り込んで目を見張ったということだったようです。
で、その後に本来の目的地に移動してモデルさん達の写真を撮影したようです。
>> 昔は彼のヌードは濃すぎて嫌でしたけど、
>> 最近は好きになりました。
>> 向こうが変わったのか、こっちが変わったのか?
両方ではないでしょうか。
>> >また天井に、右手にカマ、左手に天秤を持った骸骨が仁王立ちしているのですが、
>> >このカマも天秤も、骸骨の周辺を円形に取り囲んでいる環もすべて人骨で
>> >できていると思われましたが、まさにキリスト教の凄まじさを感じました。
カマの刃の部分は腸骨(骨盤を構成する骨)でできており、周辺を円形に取り囲んで
いる環は多数の脊椎骨でできていて、骨の突起(棘)が天井に長く影を引いていて、
とても強い印象(凄惨な感じ)を与えていました。
>> >医学的な標本や模型の写真などもありましたが、こういうものをあまり見なれて
>> >おられない方はちょっと気持ち悪かったかもしれませんね。
私達は教科書あるいは教材としてこういうものと接する機会があるわけですけど。
芸術的という観点からの写真ははじめてかも。
>> >こういう写真の中に、非常に美しい女性の写真なども混じっていて、その対比
>> >などを含めて、印象深かったです。
美しいものも醜いものも、長い人類の歴史の中では一瞬のできごとという感じが
しました(宇宙の歴史という観点からすると私達の人生も一瞬の間でもないのか
も)。
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*高田 彰 Akira Takada takada@ipe.tsukuba.ac.jp*
*筑波大学臨床医学系 筑波大学附属病院医療情報部*
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