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[nikomat 31790] RE: 季刊クラシックカメラ



nikomat-MLの皆さんこんばんわ、
すっかり日が長くなりました。今日の22時夏至ですね。
日の入りが最も遅いのは、もう少し2−3日後ですが。
季刊クラシックカメラが話題になっています。読ませて
もらっていました。
ひうらさんが書かれていますが、
> 冒頭、小野元会長さんがS2を持って微笑み・・・・
判るような気がします。当時の日本光学内部の者にとっても
S2は画期的なものだつたのでしょうね。
いぬいさん、いいづかさんも書かれていますが、
>トプコン=東京光学が衰退(カメラ界で)うんぬん、
確かにそう見えましたね。
> > > トプコンは自ら退場していった感があり、この2社とはちょっと違いますね。
> > トプコンは、ブランド戦略失敗して、どんどん衰退し、
> > 退場せざるを得なかったという気がします。
> > いいのれんだったのに、もったいない。
> 無骨な雰囲気は(成り立ちから言っても)ニコンに一脈通じるかも => 旧東京光学
東京光学のカメラはプリモフレックスだけ持った事があり
ます。良心的な作りでしたが、地味でしたね。一眼レフにな
って、ごついスタイルとなり、いわゆる武骨なカメラの代表選
手になり、兵器みたいだと書かれたりしていましたが、確か
に機能主義で、大きく、スタイルはどことなくあか抜けしてい
ませんでしたね。
なお私見ですが、”無骨”なる語は、余り好みません。何だか
骨無しみたいで。辞書でも、無骨(広辞苑にはなく、他では武
骨となっている辞書もある)は、「大事なかん所をおさえていな
いこと」「礼儀作法を知らぬこと」転じて無風流、役立たずなど。
英語でも”武骨な”とは、blunt, rustic, clumsy, loutish 等、
あまりいい意味ではありません。
ごつごつした、飾り気のない、厳(いか)つい、武器のような等
では少し判ります。よく、カメラの外見を評して”無骨な”が出て
きますが、もう現代では公認なのでしょうかね。
古いコニカ、ニコンF、最初のキャノンの一眼レフなど、この武
骨の類でしょうね。
  なお、ルーツを辿ると、日本光学は旧海軍の、そして東京光学
はそれに対抗して、旧陸軍の作った光学兵器会社だったと読み
聞きしていました。ちようど「ゼロ戦」と「隼」でしょうか。
あと、いぬいさんは、キヤノンのサービスで苦い思いをされたそう
ですね。我々のささやかなクラカメ・グループではキヤノン党が複
数おり、ちょっとした事でニコン離れしてしまったそうです。
ともかく、メーカーはユーザーの些細な相談でも、故障でも、水没
とか落下などでも、親身になって応対して欲しいですね。
小生のFは買って2年後に(1966年でしたか)水没しましたが、
完全に蘇生しました。現在ならダメになっていたでしょう。
こんにちお陰さまで、S系のメンテも可能になったのは、有り難い
です。