[nikomat 34955] Re: マルチレスで、: もう1つアップしました。

[SATO Yoshiyuki <sato@cyg.fuji-ric.co.jp>]

佐藤(丹)です

まごめさん：

> > 花火の写真も色がキレイでよいです．デジカメで撮影？熊谷って，けっこう
> > 静かな，よい感じのところですね．田舎道の写真は，日本の風景だけど，
> > どこかドイツの田舎道と通じるものを感じました．
> 
> そう、花火はカメラが偉いのでした。　「花火モード」に従ったのがよかったです。
> ドイツは行きましたが、確かにそのように感じるところはありますね。
> 　　　そうか、それは狙いかも？

田舎道というのは永遠の対象の一つかもしれないですね。
西洋の風景画家の中でこれを描かなかった人はいないかもしれない。
道と街路樹が作る構図は、写真が誕生してからも延々と写されて、
最近見た写真展の中では、
東京写真文化館でジャン・ルー・シーフ展のが印象に残ってます。
手持ちの写真集の中でも、奈良原一高、川田喜久治、沢渡朔、荒木のぶよし
木村伊兵衛、A.スティーグリッツ、H.C＝ブレッソン
どの集にも一枚は入ってるなあ。
なんというか、写真家の原初的風景感を
その一枚から窺い知ることができるような気がします。
というか、カメラを持って町を田舎を歩いて、
目の前に道が延びていて、みちの脇には樹木が元気よく枝を伸ばしているとき
自分が歩いているその道を撮らない写真家は信用ならねぇ、という気分。
（撮ったことのない人いたら、ごめんね）

まごめさんの、この一枚も、前回の道の神様同様いいですね。