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[nikomat 37366] Re: d1scussion
すぎやま です
ひうらさん:
>
>>彼等は仕事能率をよくするためにCapture以外にも必要に応じて幾つかの
>>3rd partyソフトウエアを使っていて、
>>いろんな処理の仕方や工夫があって面白いです。
>>乱立が成り立つわけだからまだ発展途上であることを印象づけられました。
>
>これで思い出しました.
>昨日〜今日の午前中と,学会関係で東京出張していたのですが,
>その学会発表の最後の講演が大変面白いものでした.
>
>デジカメのような単板カラーCCDには R,G,B の各画素がある配列で
>並んでいるのですが,このようなセンサから得た信号(要するに,
>いわゆる raw データ)からカラー画像を再構成するための
>新しい手法についての発表でした.
>
>具体的な原理はなかなか複雑なのですが,要するに再構成された画像を
>輝度(明るさ)成分と色差(色)成分に分解したとき,色差の高周波成分の
>エネルギーが最小化されるように調整(最適化)するというものでした.
エネルギーが最小の状態を指標にして再構成すれば光の元の状態に近いものが
再現できると考えればいいのですか?
>結果はすばらしいもので,偽色がスッパリ消えて,なおかつ解像度も
>高くなったように見えるものでした.計算時間はかなり多くかかるよう
>ですのでデジカメには搭載できないと思いますが,raw 出力を高性能な
>計算機で「現像」すると画質が良くなるということを示しているわけです.
>これによると光学ローパスフィルタは必要があまりないようです.
これを発展させれば例えばフルサイズセンサーの周辺部の色ずれも解消されるのでし
ょうか?
また、レンズの光学的収差も解消できれば素晴らしいですね。
(ぼくの勘違い?)
>
>微妙にずれた(1画素以下のずれ)たくさんの画像を統合して解像度を
>上げる,いわゆる超解像の原理も美しく(統一的に)組み込まれていて,
>今後の発展・実用化が期待される研究でした.
>
>>2003年5月コンピュータビジョンとイメージメディア研究会プログラム
>>日程:2003年5月8日(木) 11:00〜18:30
>>
>>【138-30】18:00--18:30
>>題名:単板CCDからの高解像度カラー画像の生成
>>著者:○後藤 知将,奥富 正敏(東工大)
これをパソコン用ソフトウエアとして実用化、販売すれば爆発的に売れるのではない
でしょうか?
先日、名古屋ミニオフでの一致した意見でしたが
CaptureもJPEGもどんどんよくなっているので
画像をrawで保存さえしておけば、あとになればなるほどいい絵に変換することがで
きる。
やはり記録メディアでケチケチせずにRAWで撮っておかないと駄目ですね。