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[nikomat 40773] Re: [ ご参考]VR70-200作例
中道@鳥屋ともうします。
長文堂さま
> カメラ術も達人の域に達すると、ここまでいくのですか。
>
> > > メチャ重い400/2.8にD1x付けて1/200秒で、全くの手持ちの仰角
> > > 撮影でこれだけシャープに撮れるのですか?
> >
> > レントゲン撮影の時と同じで、瞬間息を止めて静かにシャッターボタンを押せば
大丈
> > 夫ですよ(^^)
>
> 鳥屋さんたちがジッツオの5型か、ハスキーかと悩む超望遠で演説中の表情を追
う。
> 仁王立ちで総重量6キロのカメラを楽々とアイレベルに構え、息を止めて静かに
シャッ
> ターを押せる余裕の腕力(+足腰)。上がりをみれば”焦点距離ミリ分の1秒”
> という手ブレ相場の倍の露出時間で綺麗に写ってる。しかも、雨に濡れ、肩に食い
> 込むカメラバッグのハンデ付き。
>
> #三脚いらずの5型人間・・・。^^;
>
> 感服つかまつりました。(_o_)
>
> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おお、さすがプロの技ですね。
私の場合だと息を止めてもまだレンズが動いているのがわかります。
被写体の動きを見ながら、ブレのヤマを見て連写しています。
36コマはあっというまなので、フィルムチェンジでミスしたりも
しています。
ちょっと失礼して。。。。
一概にこういうものだと思われるといけませんので書いておきます。
特に議論を投げかけるものではありません。
私自身は長文堂さまの記事は必ず目を通している隠れファンです。
鳥屋の場合、三脚を使うことは私の場合でも全体の撮影の2割程度もない
です。何故かというと、被写体は生き物なので
外に出て三脚などを立てていると簡単に逃げられます。
当地の冬期は色々な野鳥が入りますので専門のプロ写真家も
何人も訪れます。どうのように撮影をするかというと
以前にも書きましたが、車内から、ドアに枕を置いて、その上にレンズを置き
撮影します。ブラインドの効果もあり、素早く撮影できるので
素人の写真撮りもほとんどこうしています。
馴れると800mmレンズで1/60までいけますが、私の場合だと36コマとって
1〜2コマ ブレでいないコマがあれば良いほうかも。。。。
ここで言うブレとは4つ切まで伸ばして気にならない程度のものです。
長文堂さまの規格には適合しないかもしれないですね。(笑)
ただ、車で入れないような森の中では三脚は必要です。
森の中とかオープンフィールドではない場合が
多く、暗くてどうしようもないからです。
森の中では曇ったら開放F3.5、2sec(ASA400)なんて状況も珍しくないで
す。
また、400mmという画角は景観の中にトリを取り込んだ
風景写真に向いた画角で、トリそのものの撮影には500mm以上を
使うのが普通です。
野鳥写真家の叶内拓也氏が言っていますが野鳥撮影に関し
400mmは標準レンズ扱いで800mmくらいになって望遠レンズだと
氏の著書で書いていました。まあ、400mmを完全な手持ちで撮れるか、
というのはこれはまた別の話ですけど。。。
私の場合だと、400/3.5レンズを最初から手持ちで使うのは
スピードライトを使ったナイトセンサスの時くらいです。
車の屋根やドア枠の上に枕を置いて撮影というのは800mmレンズでも
よくある状況です。
800mmレンズの完全な手持ちは。。。考えたくもないです。(笑)
三脚ですが、600mm以上の望遠用に一般に入手できるものでは
用途にもよりますがジッツオ5型がいいのは、
おそらく誰も否定しないでしょう。8×10用にも良いかもしれないですね。(笑)
しかし、鳥屋の誰もが、こうした高価な、雲台と合わせて150K以上するような
三脚セットを使っているわけではないです。
少々ヤワな三脚、雲台でも十分使えます。どうするかというと
レンズを押え込んで息を止めてシャッターを押します。連写が利くような
明るい状況だとさらに有効です。フィルムは惜しまずに
使わないといけないですけど。。。。
ヤワな三脚セットはこうしないとレリーズ付けただけではブレる場合が多いです。
ミラーアップは有効かもしれませんがまず使いません。
もし、書店などで目につかれましたら是非みてもらいたい本があります。
「写真集 日本の鳥 2002」これはアマチュア鳥屋のコンテストを
まとめた写真集で毎年出版されておりデータも出ています。入稿はポジです。
日本野鳥の会の2004年度版カレンダーもアマチュアのポジ入稿で
サイズも大きく良いのですが、これは、書店にはないかもなあ。。。
こうしたものを見ると、アマチュアでもどういう具合に撮影しているか、
その苦労、費やす時間もよくわかると思います。
さらに、日本に何羽来ているかわからないようなレアな鳥とかだと
相手を警戒させ逃げられるのは最も忌むべきことですので。。。。
色々書きましたが、どういう状況で撮っているかお知らせしたいと
思い書いたのであり、特に他意はございませんです。
研究の成果をお祈りいたしております。
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Akiyoshi Nakamichi Kagoshima-city
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