のぞいたのは、だあれ R/C サーボパタパタキット

(本を出しました: はじめてのPICアセンブラ入門| センサとデジカメで遊ぶ電子工作入門)
Copyright(c) 2007 光永 法明

このページでは、フリースケール主催の 第2回電子工作キット製作コンテストに応募した USBSPYDER08 (フリースケールのマイコン開発キット)を使った簡単な電子工作の紹介です。より詳細な製作マニュアルは、フリースケールフリーク(フリースケールの会員制サイト、登録無料)でダウンロードできます。

はじめに

だれかが通りかかったときなど、ぬいぐるみが少し動いたら、かわいいのに。顔を覗き込んだとき、ちょっと首を動かしたら、びっくりするかも。そっと近づいてきた人にも気づいて知らせてくれないかな。そんな、ちょっとした遊びを実現するキットです。シンプルなハードウェアとソフトウェアで、あなたの想像力を生かした遊びをサポートします。図1、2にキットの応用例を示します。

ハードウェアがシンプルなので、いままで電子工作をした事がない人でも失敗が少なく、ソフトウェアもシンプルなので、サーボの動作を好みにあわせるなどの改造も容易です。いままでハードウェアを直接操作するソフトウェアの経験のない人が入門するにも適しています。

概要

CdS の抵抗変化をマイコンで読み、変化があったときにR/C サーボが、パタパタ動くキットです。マイコン, パスコン, 抵抗, 半固定抵抗, CdS, LEDとR/Cサーボ, 電池ボックスのみとシンプルな構成です。そのため電子工作の初心者でも気軽に取り組めます。ソフトウェアもシンプルな構成で、USBSPYDER08 を使ったオンボードデバッグも可能なため、動作の理解も容易です。

動作の概略

マイコンの A/D コンバータで CdS の明るさ変化を電圧変化として読み取ります。VR1 で設定した閾値以上であれば、ラジコンサーボへ必要なパルスを送り、サーボをパタパタ(かさかさ)動かします。プログラムの動作については後述します。

ハードウェアの説明

構成はいたってシンプルです。PTA0 は、抵抗を通して LED を駆動します。ADP1/ADP3 により、半固定抵抗による分圧と、抵抗とCdS による分圧の値を読みます。PTA2 は、R/C サーボにつながっており、 サーボを動かすのに必要なパルス(約1-3ms のH期間と 20ms のL期間の繰り返し)をソフトウェアで作成し、出力します。

詳細

詳細については以下をご覧下さい。

ダウンロード

ソフトウェアは以下からダウンロードしてください。


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