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[nikomat:00506] Re: about F



佐藤@富士総合研究所です。

> さくらい@慶大藤沢です。
> 
>    Fについて質問があるんです。基本的な質問です。
>  軍艦部のシャッターダイヤルの側に、恐らくスピードライト撮影の
>  時に使われるであろうXだとかFだとか記された内蔵ダイヤル(と、説明して
>  伝わるのでしょうか)があるのですが、ありゃ一体何なのですか?
>  内蔵ダイヤルを動かすにはシャッターダイヤルのリングを持ち上げて
>  回します。
>   
フラッシュバルブというものが昔ありました(今もあるか?)。
F球、FP球、M球の3種類だったと思います。
樹脂コートされたガラス玉のなかにマグネシウムの糸が詰まっていて
それを発火させることにより人工光を作り出していたのです。
発火のあと、一定光量に達したあとの持続時間内に、フォーカルプレンのスリット
がフィルムアパチュアを通過し終れば、フラッシュ撮影は成功したことになります。
ところが球の種類によって燃焼速度、発火ディレイ、光量が違っていたため
発火のタイミングをシャッタ先幕の走行中のどこで与えるかを調節する必要
がありました。それが御質問の“内蔵ダイヤル”です。
FP球だと1/1000でも同調しました。

ストロボの場合は Xで1/60以下。
FP球だと、緑と赤で低速、高速の切り分けをしていたとおもいます。
M球がXで1/30以下かな。
あと、白丸とFというのもあったような気がします。

詳しい数値は資料を見ないと書けません。>どなたか。