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[nikomat:00649] Re: Ai-AiS( Re: 35mm F)
こんにちは。佐藤能行@富士総合研究所です。
またまたしゃしゃり出てきました。
> こんにちは、やまだ@日立そふと です。
> 違っていたような…(と、言ってわたしが間違っていたら御免なさい)
> 瞬間絞り込み測光というのは、実際に絞り込んでいって、適切な絞り値に
> なったら、絞るのを止める(絞り連動レバーの動作を止める)という方式だっ
> たと思います。
sタイプが出てきた頃は、他のメーカー(ミノルタ)でも瞬間絞り込み測光
方式をとって最終的な露出制御をしていたと思うのですが、共通の発想は
レンズ側のメカニズムが作動終了して完全に絞り込まれた状態で再測光して
シャッタースピードを決定する
だと理解していました。手順を書くと、次のようなものでしょうか
(1)シャッタースピードを決定(ユーザー)
(2)レリーズボタン押下(ユーザー)
(3)絞りレバー作動(ボディメカ)
(4)絞り込み開始(レンズメカ)
(5)絞り込み終了(レンズメカ)
(6)測光(ボディ測光系)
(7)シャッタースピード微調整−変更−決定(ボディmpu)
(8)ミラーアップ開始(ボディメカ)
で、どんな状況でも(3)から(7)までが一定の時間内に収まることが絶対の
条件であることから、特に(4)(5)の動作を厳しく見たのがsタイプや
MD(これは、ミノルタのMCからの進化)レンズだったわけです。
すると、(3)のレバー作動を細かく制御できればプログラム露出ができたり
レンズの絞りを最小絞りに限定せず任意で動くようにしておけば、期せずして
設定絞り優先下のシャッター優先とかが出来たり、プログラムラインをユーザー
が任意に設定できたりと良いことづくめのような気がしないでもないのですが
これ以来、一眼レフのレリーズの遅延が堂々と市民権を得てしまったのでは
ないかとも思っています。
>
> こうしてみると、ニコンのカメラ&レンズは様々な連動方式をしょっていて
> 大変ですね。
>
機械的なマウントを変えずに様々な機能を実現し続けるニコンに声援を送りたい