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[nikomat:00648] Re: Ai-AiS(Re: 35mm F)



  こんにちは、やまだ@日立そふと です。

On 12/04 20:13 Naoyoshi TAMURA (田村直良) <tam@tamlab.dnj.ynu.ac.jp> writes:

> >   その他に、FG等の瞬間絞り込み測光方式のプログラムAEに対応する為の機構
> > を備えていますね。これらのボディにAiを装着して使った場合、ファインダー
> > に表示されるシャッタースピードと、実際に動作するシャッタースピードが一
> > 致しないと聞いています。(せいぜい、1段程度ですが。)

> プログラムAEや後のシャッター速度優先AEでは、カメラ側からレンズの絞りを
> コントロールする機構が必要になります(絞り環を強引に動かすのでなく)。
> そのためにあらかじめレンズを最小絞りにしておいて、つまりレンズを最小絞
> りまで絞り込める状態にしておいて、シャッターリリースの際にカメラが必要
> な絞りまで絞り込む。カメラの絞り込むという動作は、絞り連動レバー(名前
> はちょっと?)を適切な位置まで動かせばいいわけですが、レンズ側がそれに
> 応じて動作するわけです。その機構(絞り連動レバーの移動量と実際の絞り込
> みの量が統一されている)があるのがSタイプだったと思っています。非Sタイ
> プでは、設計当時の要求としては、カメラの連動レバーは単にストッパーで、
> これがリリースされた時とにかくバネの力で止まるところ(セットされた絞り
> 値)まで絞り羽を動かせば良かったわけです。
> (想像も入ってますので、ちがってたらごめんなさい)

  違っていたような…(と、言ってわたしが間違っていたら御免なさい)
  瞬間絞り込み測光というのは、実際に絞り込んでいって、適切な絞り値に
なったら、絞るのを止める(絞り連動レバーの動作を止める)という方式だっ
たと思います。

  で、撮影上はこれで問題ないけれど、撮影前の露出表示をする上で、レン
ズの解放F値を知る必要があるので、これをAiSの特徴となっているマウント
の突起で検出していると思いました。

  で、AiSでないレンズを装着すると、解放F値検出レバーは解放(だったか
な)の状態になってウソの情報を送る事になりますので、更にこれを(AiSか否
か)を検出する為のピンがボディ側についています。AiSのフランジ面につい
ている窪みはこのためのものです。

  こうしてみると、ニコンのカメラ&レンズは様々な連動方式をしょっていて
大変ですね。

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     \                           山田  朗夫  (Akio Yamada)
       ☆ /\                    日立ソフト  生産技術センタ
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