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[nikomat:01950] Re: Append member.



佐藤@富士総合研究所です。

日浦さん。

> >ピンホールの支持材の厚さとボケの径との関係はすぐ出せますか?
> 
> ピンホールが 200μm辺りとのことなので,十分幾何光学的に考えられる
> と思うので,ここも幾何光学的に.
> 
> 厚さの無視出来る,同じ直径のピンホールが,2枚少し離して(距離は
> ピンホール支持材と同じ)付けられているのと等価と考えられます.
> 
> -----------------         --------------------
>                 |         |
> -----------------         --------------------
>           ↑
>          ピンホール
> 
> 画像中心部では,ピンホールの材料の厚さが無視できる場合と同じ
> ぼけ径になると思います.で,中心から離れるにしたがって,
> 無限遠点から射出した光は(ピンホールの径に対して,無限遠の
> 仮定は容易に成立する)
> 
> -----------------   /    /--------------------
>                 |  /    / |
>                 | /    /  |
> -----------------/    /   --------------------
>                 /    /
>                /    /
> 
> という風に光が遮られるので,ぼけカーネルの形状は,二つの
> 直径の同じ円をずらして重ねた(シャネルのマークと言うか,
> アウディのマークの2つ分というか)の共通部分の形になります.
> ということで,少しはぼけが減少することになります.

中心部と周辺のボケの印象が若干違っている理由が理解できました。
今回しのじまさんからいただいたピンホールの支持材はアルミホールと較べると
若干厚めなので、“シャネルマスク”の影響が出たのでしょうね。

イメージサークルは結構小さいのかもしれません。


プリント自体はサービスサイズだったので、周辺光量の落ち込みは印画上には
現れませんでした。
自分で処理しないと、楽しさをフルには味わえないというところですね。

> いかがでしょうか?
早速お教えいただき有難うございます。

サイズを変えていろいろ試してみたいものです。
大型カメラはもっていないので、まずは、紙ネガからですね。