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[nikomat:02200] Re: Nikkor 2.1cm
たなべです。
>清水%いつも聞いてばかり@三菱化学です(Subject 勝手に変えました)
>1.そのころの Nikkor の超広角系は、どんなラインナップだったのでしょう?
> 2.1cm(と、それに近い焦点距離)にはどんなバリエーションがあったので
> しょう? 2.1cm以下の焦点距離のものはなかったのでしょうか?
>2.あったとして、それらはすべてミラーアップして付けていたのでしょうか?
>3.S用の頃のレンズと設計は一緒なのでしょうか?S用にはさらにバリエー
> ションがあるのでしょうか?−>うう〜危ない話だぁ
最初の頃は広角側は少ないです。発売から2年間はレトロフォーカスの
35/2.8、28/3.5とこの21/4だけでした。
広角側でSと同じ設計なのは21/4だけです。
望遠は最初はほとんど流用でしょう。105/2.5とか135/3.5とか、
180、250、500もN−Fアダプターで使うレンズですね。
で、1962年に円周魚眼の8mm/F8、これはミラーアップ。
1965年に35/2と35/2.8新型、1966年にやっと24/2.8。これは世界初の
フローティング方式じゃなかったかな?
19677に6mm/5.6、これは220゜の魚眼。ミラーアップ。
有名なニッコールUDオート20/3.5が1968年。このころから当時で言う
超広角がいろいろ出てきますね。正射影のOPフィッシュアイ・ニッコ
ール10/5.6(ミラーアップ)も1968。
ミラーアップじゃない魚眼は1970年。8/2.8。1972年にあの巨大な6/2.8
1973に15/5.6(魚眼じゃないレンズ)。同じく対角線魚眼の16/2.8(意
外に遅いんですね。)もうこのころはみんなミラーアップではないですね。
かと思えば35/1.4と28/2の明るい広角は1971ですね。
広角レンズの開発は難しかったのでしょうね。