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[nikomat:02768] Lenses aperture and photo results



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     河田@HPです。
     
     ニコンレンズだけの話ではないのですが、「今更」の質問をさせてください。
     
     一般に絞りを開放にしていくと被写界深度が浅くなりますよね。
     また、開放ではさまざまな残存収差が目立つレンズも、絞れば結構いけたりし
     ます。
     なぜなんでしょうか?
     
     これらの効果そのものは実体験ではよくしっているつもりなのですが、人に
     ”なぜ絞るとよくなるのか?なぜ深度が深くなるのか?”と聞かれて正確に
     こたえられませんでした。(;;)
     なんでやねん??
     
     また、
     口径をでかくしたまま深度の深いレンズを作ること、つまり暗いとこでも
     パンフォーカスできるレンズは、(ただし、チルトやスゥイングなどの
     アオリを使わないで)
        1)光学的に設計不可能である。理論的に存在しえない。
        2)そのようなレンズ設計上の解がいまだ見つかっていないだけで今後
            ありうる。
        3)深度を浅くしてボケを生かした効果が必要とされるのであえてその
            ような設計のレンズが売られていないだけで設計上つくるのは簡単。
     正解はどれなんでしょう?
     
     
     なるべく技術的に、かつ光学素人にもわかるように教えていただけるとうれし
     いのですが。
     
     この話の続きとして、(一応広角に話を絞って)どうせ絞って使うなら、
        お金かけて真剣に開発したであろう大口径レンズを絞って使うのと、
        設計的に無理の少ないそこそこの口径のレンズをそのF値まで絞って使う
     のとどっちがいいでしょう? という質問にはなんと答えたら
     よいでしょう?
     
     
     #なんとか完璧素人の友人をカメラの世界へ引き摺りこもうとしている...