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[nikomat:03729] Re: AF on D-type lens
まごめ@レポータもつかれるです。
Ryota HIURA / 日浦亮太 さんが 18:27 97.5.29 +0900ごろに
「[nikomat:03728] AF on D-type lens」の件で:
>日浦@三菱重工です。
>F5.6の光束でピン出したんじゃ開放では球面収差でピントずれそうですね。
>スプリットイメージでピントだすとマットのピントとずれるのと
>おなじですが。
スプリットイメージとマットでピントが狂うのは、たぶん2つ理由があって、
その1.
スプリットは光束の一部、マットは全光束で、指摘の通り球面収差が大きいと
ずれます。 が、SLRは開放でピントをあわすメリット(明るい、深度が
浅い)がなくなってしまうので、その辺は気を付けています。
(の、はずなんですが、・・・。)
その2.
ピントを合わせた人の目が悪いとき。
スプリットの像は空中像なので、身が悪い人は自分の目が楽な所でピントを
あわせます。そこで、近視の人はマット面よりもフィルム側に(前ピン)に
あわせてしまいます。
一方、マット面では、マットからの散乱像を見ますので、めが悪い人も良い
人も同じ所にあわせます。
さあ、ビグネティングに続く実験第2弾!
目の悪い人はメガネや視度補正レンズを付けたりはずしたりして
スプリットとマットで実験してみよう。
(はじめはなるべく極端な方がわかりやすいです)
で、その2の影響が大きいと思いますが、目が良かったらごめんなさい。
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馬込 伸貴 ∈ (株)ニコン 精機・開発推進室(大井です)
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