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[nikomat:03728] AF on D-type lens



日浦@三菱重工です。

Tamotsu KOYANO <koyano@bukko.bk.tsukuba.ac.jp> wrote:
>>F5になったら、やっぱり気持ちコンパクトになりましたよね。
>>剛性と機能の割にコンパクトだなあと思います。
>>でも、モータードライブは外せるようにしたかった、という声は
>>絶対出るというのはわかっているのに、敢えてそれを無視したのは
>>やっぱりすごい会社です。

F5って構造を見れば,AFセンサがミラーボックス下部に大きな
スペースを取ってますので,モータドライブはずして小さく
するのは難しいんじゃないでしょうか。
縦にもAFセンサが並んでいるので,ミラーで光路まげても大きく
なってしまったのかな。F90Xあたりの構造図と比べると歴然です。
もう一つミラーボックスが入ってるみたい。

CAPAの最近の号(4月?)のAF技術の解説に断面写真が出てました。
あの解説記事は技術的に突っ込んでて面白かった。

距離エンコーダが入ってるレンズは,距離による収差変動を
AFの制御に利用できるからAF精度が高くできると書いてありました
が,ニコンのDレンズもそうなんでしょうか????
(距離エンコーダはなくても収差情報はやり取りしてるらしい)

F5.6の光束でピン出したんじゃ開放では球面収差でピントずれそうですね。
スプリットイメージでピントだすとマットのピントとずれるのと
おなじですが。

(と,話しを変える!)

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日浦 亮太
三菱重工業(株) 高砂研究所 機器・自動化装置研究室
 
Ryota HIURA
Machinery Labo, Takasago R&D center,
Mitsubishi Heavy Industries, LTD. Japan
 
email to hiura@trdc.mhi.co.jp