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[nikomat:03742] Re: SB-26
よしだ@ないこん です。
Fマウント ニコン のカメラのホットシューによるストロボ制御方式は
大きく分かて4種類ある。
A)単なるホットシュータイプ(含:レディライト接点付)
外光オートしか使えない。
Nikomat FT2,FT3,EL, Nikon F,F2,EL2,FM,FM2,nFM2,FE,FM10,FE10
B)使っている絞り情報をストロボに伝える方式
使用している絞りに自動的に合わせた 外光オート が可能
Nikon EM,FG20
C)TTL自動調光タイプ
カメラ側から「規定のデジタル信号」を貰うことで、
TTL自動調光が可能。
Nikon FG,FE2,FA,F301,F501,F401,F601,F801,F90,F4,F5
D)F3専用TTL自動調光タイプ
カメラ側から「センサー出力(規格外)の信号」を貰うことで、
TTL自動調光可能。この信号は、ストロボ内にて「規定のデジ
タル信号」に変換(たぶん積分回路)されてから普通のTTL処
理に入るのだと推測する。
だから F3 だけは特殊です。
Bに対応できるのは 純正だと SB−E。
社外品だと、たとえば VivitarND550(GN25)は BとCの切り替えが
スイッチ1つで可能。(私や齊藤さんが 持ってます。)
SB23は ON←→OFF スイッチしかない「TTL専用ストロボ」なので
基本的には C のカメラにしか使えません。
Manualモードは無いけど、ひょっとしたら A でも使えるかも知れない。
わからない。持っているけど 試したくない(壊したくない)。
DにもCにも使えるストロボはありません。
TTLアダプターを用いるグリップストロボなら、C用とD用のTTL
モジュールを揃えれば、発光部を共用できると思いますけど。
> TTL 調光って、光量が十分になると発光停止する機構ですよね。
> 問題があるとすればボディの反応速度かな。
> おそらく、ちゃんと使えると思うのですが。
何らかの保護回路があるかも知れないので、TTLモードで Manual
的な使い方をするのは恐いです。何かのときにボディ側が逝っちゃう
と痛いですから。
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吉田幸司 Dr.Eng. 1960.03.26生♂ Rh+O (株)ニコン 精機第3設計部
e-mail:yd@nikongw.nikon.co.jp 第3システムGr.
tel:03-3773-8502 fax:03-3775-9042 知能システムR&D室