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[nikomat:03743] Re: Summar
佐藤です。
> でも、山崎さんは、ズマールのもともとの性能は
> こうだったんだ、と言っています。 すり傷のせいで
> フレアがすごく出るのが無くなれば、このレンズはものすごく
> シャープなんですって。前玉のガラスの質も柔らかめだそうで
> フィルターも絶対付けっぱなしにしてください、と念を押されました。
> コーティングをせずたんに擦り傷だけをとってもらえば
山崎さんが勧めるままに第一面だけコーティングしてもらいました。
> 描写はそれほど変わらないのでは無いでしょうか、、、。
コーティングの有無がどう描写に影響したのかは判然としませんが、
磨き直し前の描写と何が違うかというと、画面全体にあったもやっとした
抜けの悪さが解消し、ピントを合わせたところのシャープ感が増したこと。
前ボケの輪郭回りのフレア感と、点光源のボケの光の密度(ドーナツに近い)、
後ボケの様子はちっとも変わってません。
まるっきり別のレンズになってしまうわけじゃないです。
つまり、許容錯乱円であってもボケはボケで、そこにズマールの「らしさ」
が残ることにより、やっぱりズマールなんです。