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[nikomat:04068] old books



佐藤@勤務地神田、です。

地のりを生かして、昼休みに源喜堂をのぞいたら、
一階のレジ近くの棚に、日本カメラ昭和30年4月号別冊付録「カメラの選び方」
というのがありました。(買っちゃいませんが、2,500円の値札)
それの最新カメラリストを見ると、NikonSが ¥79,*00、NikonS2が¥83,*00
と出てました。(* は、しかと覚えていない)

同書の別のページのQ&Aに「外国カメラはどうして高いのか?」とありまして、
回答が、「ライカIIIfのドイツ価格は、730DM(邦貨換算69,***)で
同スペックの国産カメラより安いくらいです。物品税、関税、代理店マージン等
で、日本国内では、3倍以上の値段になってます。」と、ありました。
現在、物品税、関税はなくなりましたが、値段の状況は変わったのかどうか。

同じ頃の雑誌「フォトアート」の巻末の中古カメラ店の広告をみると
Nikkor 35/2.5が12,000、35/1.8が23,000。
初任給の上がり方と比べると、べらぼうな値上がりでないのが面白いです。

同書店のガラスケースの中に
「コンテンポラリーフォトグラファーズ、社会的風景に向かって」
が2万1千円で鎮座してました。25年前頃、一部の写真青年達の間では、
バイブルのようにあがめ奉られていた写真集でした。