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[nikomat:07526] Re: RF camera( Re: MP-2 )



ひうらです。

> > RF の焦点合わせを「容易に&精度良く&迅速に」行うには、
> > ・基線長
> > ・ファインダ倍率
> > ・ファインダの明るさ
> > が重要であると考えて良いのでしょうか?
> > 他にも考えるべき要素はありますか?
> 上記3点のうち、前2点はカタログスペックとして数値で比較できますが
> (2つの値を掛けた、有効基線長の比較になると思います)
> 3点目は実際に手にとってみなければ格差が判明しない。
> これと同様に、実際に手にとってみなければ分からないものとして、
> ・ヘリコイドの回転量と稼働像の移動速度の関係の適切さ。

ヘリコイド回転量はライカマウントだと、やろうと思えば
まちまちにできちゃいますが、まあそんなのはないのかな。
ニコン/コンタックスだと全部一緒で、それに伴う移動速度は共通です。
ちなみに、距離に対する像の移動量の関係は有効基線長により唯一に
決まります。

> ・参照像と移動像の視度の差

#視度というのは、目のピントあわせの機能に関係するものなので
#目の位置に対する像のずれとは関係ないと思います --> 佐藤さん

実像式は近接時の精度が高いと思いますが、実際にそれが
有利に機能している思うのは M 系ライカと Mamiya ですね。
光学系が複雑になるので、ほんとうに良いものでないと、
良くは見えないのかな。
こやのさんには悪いのですが、あまり CL はよくないと思いました。
あまりもう一度 CL/CLE と並べて較べてみたいなあ。

二重像は大きい方が、理論的にも、実際にもエッジの対応付けに
迷いがなくてよいように思いますが、いかがでしょうか。

> ・両像の色付きの見易さに及ぼす効果
> などがあると思います。

僕は色がついていても十分明るければ問題ないと思います。
色つきはライカ教のため何かとくさされますが、慣れれば
色で左右判別できるというメリットがあります。

> 1点目はライカスクリュウマウントが準規格みたいになったため、35mmに関する
> 限りは、殆んど問題にする必要はないようです。
> 中判だとどうでしょうね。ヘリコイド方式ではないのが多いので良く分からない。
> 
> マキナではどうですか?   --->  ひうらさん

操作系が全く別なので、特に問題は感じないです。
距離計の見え方は Nikon S2 に似ていますね。ちょっと縮小が
掛かってるのと、色がついてるのと、若干暗い気はします。
合わせやすさと精度はかなり S2 のほうが上。
それでも実際にはほとんど問題ないですが。
(それよりパンタグラフの精度が問題かな)

> 後2点は、カメラごとに大きな違いがあるので、これはじっくり手にとって検討
> すべきだと思います。視度は、一旦二重像を合致させたあと、目を振って、
> 合致部のズレを見ることで、おおよその見当はつきます。

視度って、合焦距離の差による見た目のボケですよね。
上記問題はむしろ光路長の差による像倍率差のような。

いろいろありますけど、「ぱっと覗いたときの見やすさ、合わせやすさ」
というのがかなり勝負のような気がします。S2 は佐藤さんご指摘の
問題もありますが、十分な倍率と基線長で実際は問題にならない
ですし、暗い室内でも快適に使えると言う点では支障は感じていません。

むしろ、こういうのを試すときのようなハイコントラストな対象での
精度云々より、人の顔の部分とかのローコントラストなものでの
合わせやすさ、迷いにくさを重視するのが良いと思います。
だから距離計像の面積はかなり大きいと思っています。
そういう意味で基線長云々以前の距離計って多い気がします。

#M3 はちゃんとオーバースペックに作ってあると思います。

#結局僕ってアンチメジャーか? ^^