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[nikomat:07991] Re: Camera Club
佐藤(ひ)です。
こやのさん:
> 古文の教師(民俗学にやたらと詳しかった)が言うには、
>1)筑波山の歌垣はそのへんの歌垣とは別格で、
> 万葉の時代より格別に有名である。なぜか。
>2)男体山、女体山がくっついている霊峰・
> 筑波山で開催される意味を考えてもみよ。
>3)歌垣は暗くなった夜に行なわれる”神事”である。
>4)参加資格はない。老若男女、未婚・既婚を問わない。
>5)歌を交わすという名目ではあるが、当時の人みんなが
> 歌をたしなんだ訳はないだろ。文字さえ書ければイン
> テリと見なされた時代である。
>6)そもそも、日本の文化はおおらかだった。
>7)ならば、何をするかは自明のこと。神事であるから何やってもOK。
>8)後年、仏教だの儒教だのウルサイ文化が入ってきて筑波の歌垣は
> 廃れ、今日に至る。
あのねのねと言うグループの「つくばねの歌」には
このような歴史的な背景があったんですね。
勉強になります。