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[nikomat:08214] Mamiya C eye level
宮崎@リコーです
調子のいいうちに投稿しないと...
石井さん:
↑前回引用文のこの部分を削ってしまいすみません。
>よしだ さん:
>>ポロプリズムってオプションでなかったけ?
>
>ポロファインダとプリズムファインダがあるようです。
以下、私の知る限り記します。古くからあるシリーズなので他にも色々
あるかも知れません。
アイレベルで左右正立で被写体を見ることが出来る物には、ポロファイ
ンダー系とプリズムファインダーがありました(もっと原始的なミラー
ファインダーもあったようです)。ポロファインダー系には、ただのポロ
ファインダーと、TTL式cdsのスポット測光機能を組み込んだ、cdsポロフ
ァインダーがありました。プリズムファインダーには、露出系組み込みの
物は無かったようです。
このポロファインダー、初期の物は日本光学マーク入りのケースに入った
ニコン製の物がありました(やっとNikomatっぽい話題)。後期はケースの
刻印がMAMIYAになっていますが、私の持っている物は、本体接眼部右側に
Fでおなじみの日本光学マークが入っています(昨日気付いた)。
この「ポロ」って何の略だか分からないのですが、スクリーン側から覗き
込むと内部はミラーが幾つか貼ってあるようです。プリズム式に比べると
ポロの方が暗く感じます。元々暗いレンズが多いのですから、ピント合わ
せはウエストレベルでやるより厳しいと思います。
TTL式のcdsポロファインダーはなかなか楽しいアクセサリーで、スイッチ
オンで受光素子の載った棒がひょこっと出てきて画面の中心部をスポット
測光します(基本原理はLEICA CLと同じ?)。ファインダーから棒が見える
のがご愛敬です。FのPhotomicTのようにASA感度と開放絞り値を合わせ
るリングがあり、開放F値をセットしてから露出を読みとります。Cシリ
ーズはどのレンズでも接写が出来ますが、繰り出し量が多くなる時は露出
倍数を掛ける必要が発生します。その際でも補正量を考慮しなくて良いの
がこのファインダーのメリットです(でも露出計として使ったことはない
です)。
Cシリーズの場合このほかにウエストレベルで見る密閉式のファインダー
に露出計の付いた物があり、こちらは単にCdsファンダーと呼ばれていたと
思います。こっちの方がポピュラーです。
>ちなみに、レンズの最短撮影距離は、
>55/4.5 = 24cm
>65/3.5 = 27cm
>80/2.8 = 35.5cm
>105/3.5 = 57.5cm
>135/4.5 = 90.2cm
>180/4.5 = 129cm
>250/6.3 = 205cm
>となっています。
何処で調べたのですか?細かいデータをお持ちですね。Cシリーズで繰り出
して接写する場合、レンズ先端とフィルム面との距離が長くなりますから、
24cmですと、被写体はレンズの直ぐ前になります。ただレンズは近接撮影を
前提には設計していないでしょうから画質は実写してみないとわかりません。
今度パラメンダー付けて接写してみようかな、意外に面白そうです。
>そんなこと言わずに、新品在庫がある内に買ってくださいよ、
>35Tiと28Ti。
無くなりそうでまだある35Ti気になります。特にCB72の様なニードルメーター
がお気に入りです。でももう倒れる資金がありません。本当は28Tiの方が焦点
距離的には好みですがこっちは高いですね。冬のボーナス時まで在庫は残って
いるかな?
(株)リコー 秦野事業所 宮崎 昭彦
E-mail:amiyazaki@nts.ricoh.co.jp