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[nikomat:10868] Re:[-yota][-D76] Enlarger (=Nikon TLR)
長文堂です。
丹後屋の旦那様。
>> #色々お話を聴くと、丹後屋の旦那は粒子アレあれがお好みのようですなぁ。
>好みというか、気にならない。あえてそれを求めるというのではないですよ。
>昔の常用が、ネオパンSSSとフジドール(D76の亜種?)。
ふむふむ。純正の組み合わせでありますが、ミクロファインでなく、プロ向け
のフジドールというところに主張が感じられます。
わざわざトライX+D76という定番を外している。(予算の都合か?)
#フジドールはD76というよりDK−50類似じゃなかったですか?
#アートドールだったかなぁ。
>紙はフジブロ(バライタ紙の頃)グロッシー3号とコレクトール。
フジブロのF、純黒のブロマイドですねぇ。あくまで黒を求めてクロロ
ブロマイドの月光Vをさけたのですね。当然、フェロタイプ乾燥でテカ
テカ。
3号と言うところも渋い。ファインプリントの常道だと2号に合うよう
なネガを作るんでしょうが、あえて3号にして粒子を立たせる。シャド
ーの階調性は犠牲にしても、EIを高めにして暗いところでもフラッシ
ュバルブ(ストロボに非ず)使わずに写すんでしょ?
>但し、隅から隅までぴしっと粒子にピントがあった伸ばしでないといけない。
先日は、すみませんでした(_o_)。
>一回りほどではないけど、私の方が年下です。
>高校の頃のカメラ毎日で、「日本劇場」の一部を見てる。
ふむふむ。「にっぽん劇場・・帳」古典ですねぇ。
>高梨豊とか。「プロボーク」もその頃ですね。
東京人ですか。あれも粒子が立ってたような。伝説のプロボークです
か。う〜ん。
>森山氏のは、大学の頃に、アサヒカメラの連載があって、その後、
>写真雑誌から一時、姿を消してしまう。
>
>> #近頃、粒子が荒れるフィルムって少ないから大変でしょう。
>いや、モノクロは今はちょっとお休みだから、、、
>粒子が荒れると言っても、森山氏の100番のサンドペーパーみたいに盛大に荒れたのは
近頃の作品は粒子が細かいような気がしませんか?
Recording 2475 or 2485 + D19 or D11 + ピンポイント光源 +
マルチグレード5号フィルター。ここまでやれば80番ペーパー。
このころは新宿ヨドバシでRecording2475を売っていたんだけど
今は無いなぁ。これ、赤の方に感度が伸びているから散光星雲
がよく写りましたねぇ。
金なくてFuji X-rayとかいうフィルムもつかってたなぁ。バ
ックコートがないから☆を写すとリングがくるっと回ってきれ
いだったなぁ。バックコートと言えば、103aEのバックコート
付を100ftで買った友人が泣いていたなぁ。剥がれなくて。
>昔から写してなくて、当時のD76の標準的な処理で出る粒子を、写真の素材として
>素直に使ってるだけ、という意識でしたけど。だから、パーフォレーションが画面に
>かかるのも、気にならない。作るという気持ちが希薄で、
>ここにあるものを私がつかえば、こういう写真になりますよ、という感じかな。
達人の境地ですな。
>この間の横浜OFFの時に、皆を写した写真を見てもらえれば、分かるかもしれない。
たのしみにしてます。
古谷野 有@筑波大学低温センター
koyano@bk.tsukuba.ac.jp