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[nikomat:11067] Re: [OTF]
まごめです。
Syoiti NINOMIYA さん:
>質問ばかりですいません。工学用語にまったく疎いのです。
>
>>o(x,y) = k(x,y) * s(x,y) とすべきですね。
>>x, y は画像面上の直行する座標軸。
>>
>>k(x,y) を点拡がり関数(point spread function)と呼びます。
>>電気・通信工学でいうところのインパルス応答です。
>>恒星を撮影したときに、点に写って欲しいところが、滲んで拡がり、
>>ある面積を持ちます。これそのものに相当します。
>>
>
>というわけで、「インパルス応答」というのも知らないのですが、
系の応答性を見る場合、δ関数を入力に入れた時の反応がどうなるかは
大変に興味あることです。コレをインパルス応答と呼びます。
(だんだんネタが、・・・。)
で、電気回路では、δ関数として、スパイクパルスを、光学系では点光源を
使います。
しかし、本質を付いた質問です。
>この引用部分の主張は、
>
>>o(x,y) = k(x,y) * s(x,y)
>
>によって定義された作用素は H-S 型かなにか、まあそういう
>素性の良いものばかりだと思って良い状況であって、だから
>核 k(x,y) が定まるのだが、これを point spread function という、
>ということでしょうか?
H-S 型・・・コレがわかりませんが、さきほどまごめが書いたのでおわかりに
なると思います。
「これを(結像の分野では) point spread function という」が正しい意味。
>で、さらに情けないことに、
>
>>MTF はこれのゲイン成分、PTF は位相成分です。
>
>ゲイン成分、位相成分というのも知らないのですが、文脈から
>判断すると、ゲイン成分というのは C^2 の元の各成分の絶対値で、
>位相成分と言うのは元の各成分の偏角だ、という理解であってます?
あっております。 C^2 は2次元の複素数でしたっけ?
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馬込 伸貴 ∈ (株)ニコン 精機・開発推進室(大井です)
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