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[nikomat:12117] Re: [F2][Check point]



 kuri@F2アイレベルファインダーと格闘中 です。

瞬間接着剤(?)で接着されていたアイピースリングは無事外れました。

#アルマイト vs アルマイトだったのでホントに良かった。
#アルミ地肌のままだと多孔質なのでがっちり接着されてしまう。
#瞬着は耐衝性に劣るのでショック一発で外したけど、アイピースごと砕けそうで怖
かったっす。

アイピースのプラスティック素材が不明だったので薬品は使わなかったです。
水をしみこませて揺さぶって外しました。
今は接着剤で埋まったモールドを彫り直してます。

At 00:49 1997.12.8 +0900, takada wrote:
>高田さん:

>#そういえば、宮崎さんからモルトいただいたのでした(どうもありがとう
>#ございました)。しかし、あれはどうやって貼るのでしょう(裏側にノリが
>#付いているものだとばかり思っていました)。

 過去記事やfjの記事なんかではノリ付きも売ってるらしいですが、
私は見たことないです。
 私は糊だけの両面テープを使ってますが、これが何年もつかは全く未知数。(^^);;


>>>  #私はフォトミックSを探していたのにアイレベル買ってしまった。
>>>  #安いSはみんな露出計死んでるんだもの。
>
>#私のフォトミックSは38Kでしたが、露出計はばっちりです。
>#ボディーは傷だらけ(先日オーバーホール実施)。

 いいですねぇ。Sファインダーは数出てないので探すの苦労します。
ボロいのは結構あるんですが。
 #Sファインダーを何に使うかって?EEコントロールユニット。(大ウソ)

>
>>>  F2選びに際してこんなところに注意してます。
>
>随分綿密にチェックしてますね。それに、随分沢山見ておられるような。

 写真を始めた頃のあこがれのマシンでしたんで中古探し歴は長いです。(^^);;
F/F2アイレベルが中古市場で冷遇され続け、ぞんざいな扱いを受けていたのを
ずーっと見ています。
 でも自分が最初のF2購入したのはつい最近の'96春でした。

 約10年前さぁF2買うぞ!という時になってF2使ってた親友が事故死したもので、躊
躇してました。(特にアイレベル白とフォトミック)
 まぁ、いつまでも引きずってても進歩がないので吹っ切る事にしました。

>
>>> 5.各シャッター速度チェックに加えて、セルフタイマーレバーを使う超スローシャッ
>>>ターも試す。
>
>吉田さんは二秒がでているかどうかチェックしていたみたいです。

 吉田さんは内部メカもお詳しいからツボをご存知なんですよね。きっと。
私は外側からのチェックしかできないのでとにかく全機能を試します。

>
>>> 8.シャッターダイアルとセルフタイマーレバーの文字の汚れ具合、褪色の具合で前オ
>>>ーナーの使用頻度や使用ファインダーを推測する。
>>>  #フォトミックファインダー以外と組合わさっていた場合はシャッターダイアルは
>>>かなり褪色する。
>>> シンクロ表示とセルフ目盛りの蛍光レッドの塗料の褪色がいちばん早い。
>
>細かいですねえ。

(^_^);;15年以上中古を見続けてきましたから。
 前オーナーの保管状態と使用頻度が正直に出る部分でもあります。
私は外観からのチェックしかできないのでこんな下らないところからも情報収集して
ます。
軍艦部カバーや圧板を交換する人はいたでしょうけど、文字が多少褪色したぐら
いで有償交換する人は少なかったのでは?との邪推ですね。

>
>>> 3.フォトミックファインダー
>>>  ・ゴムパッキンは切れてないか?
>
>ゴムパッキン? モルトではなくて?

 t=1.0mmくらいの外周部分のパッキンです。
 ゴムパッキンは簡易防水、防塵機能を果たしていますのでこいつが劣化し
ていたり、ねじれた状態で固着されてるとよろしくないです。
 ヒビ割れ起こしているのも見たことあります。

#フォトミックファインダーのモルトはアイピースの内側(ファインダー型番
プレートの両脇)にしかありません。
>
>>>  ・ボディ、ファインダー双方の電極をちょっと磨くだけで露出計が生き返る事が多
>>>い。こういうのが「動作不安定」で安く出てる事もある。
>
>磨く時は何で磨くのがいいんでしたっけ?

 私は綿棒 → 綿棒+エタノール → 爪楊枝 → 楊枝+エタノール という具合に段々
ハードにしていきます。
 導通復活したところで止めます。
#エタノールの後はシンナーとかアセトンとかもありますが、やめといた方がいいです。
#アセトンは熱可塑性プラスティックには厳禁です。溶けちゃいます。

 長期間使用されてなかった接点は表面に薄い(でも堅い)酸化膜ができてますので
これを破れば導通復活します。
 ファインダー側接点がニードル形状になっているのも酸化膜を突き破るためだと
思われます。
 サンドペーパー、ヤスリ、コンパウンドで磨く機械的研磨は最後の手段にしています。

>
>>>  ・プリズムのチェックは普通のカメラと一緒。
>>>  レンズを外して接眼部からちょっと眼を離すと剥がれが見やすい。
>>>  ファインダー外して明るいところに向けた方がいいかも。
>>>  #ライトで照らすとすぐ分かる。
>
>ライトで照らすってのはどうするのでしょう。また、どう見えるのか?

 Fヒトケタのファインダーの場合はファインダー単体でチェックできるので
簡単です。
 アイピース側からマグライト(懐中電灯)で照らしてファインダースクリーン
側から見ればOKです。
 大きな蒸着剥がれはイッパツで判りますし、ゴミの入り具合もわかります。

#ゴミが必要以上に目立っちゃうのが欠点かも。(^^);;
#中古レンズのチェックもこれでやってます。

 見え方としてはクモの巣状にウニャウニャした白いスジが走っている場合(レンズ
のカビみたい)とか茶色っぽい点状のシミの場合があります。
 どちらも撮影には全く問題ないですが、程度によっては接眼時にうざったく
なる物もあります。
 F2の安いのは多かれ少なかれある、と覚悟した方がいいです。
 これ以上剥がれが進行するとどうなるか、は判らないですが。

#ちなみにいつもマグライトを持ち歩いているワケではないです。
#買うぞ!と決めている時だけです。(^_^);;


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 栗原 光春(Kurihara Mitsuharu)
   e-mail1:juria@da2.so-net.or.jp(自宅Mac)
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