[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[nikomat:12913] [-yota] Re: SL Tour
宮崎@勧誘人 です。
佐藤(ひ)さん:
>>本物は違いまっせ!!
>>是非一度!!
>>なくなる前に中国火車撮影の旅へ・・・
>
>いやいやいや。
>一度は行ってみたいっすけど、軟弱な私は寒さに耐えられないでしょう。
「一度は行ってみたい」こう思ったら行くしかないっす!!
「行かずに泣くな、行って泣け!」
は〜い、1名様決まり!(本気)
実は私も寒いの大嫌いですが、それを補ってあまりあるものがありんす。
>でも、古谷野さんにおだてられて日本のアボガド^H^Hサルガドに
>なったつもりの私としては、
>幹線鉄道の蒸気機関車ではなく鉱山鉄道や森林鉄道の方には興味がありますね。
取りあえずは、本線撮影に行く事をお勧めします。
佐藤さんは小さいものもお好きなようですが、F2オフミの写真とか見
ていると大きいのもお好きなようですし。
前進重連いいでっせ〜
鉱山鉄道や森林鉄道もいいんですが、何せ辺境地にあり、行くのが大変
なんす。で、年末年始などの長期休暇でないと奥地まで行けません。
中国の森林鉄道は伐採の関係で圧倒的に冬に列車本数が多いので、その
意味でも年末年始です。
まあ、暖かい季節だったら国内線使う手もありますが。
>なんてったって真冬に行かなくてすむし。(^^;)
寒いのは辛いっすが、その分、煙の出方・広がり方が違います。
0度,−10度,−20度,−30度で、かなり違います。
すげー、と思ったのが、やはり−30度以下の南岔。
朝8時の運材列車は、前進×2+貨車+後補機の3台運転ですが、3台
の蒸機機関車が天空に排出した煙は、快晴無風状態の上空で高さ100m以
上のキノコ雲にまとまって立ち上がります。
形は原爆雲そのものです。
列車は手前の駅の発車から、ハッキリとドラフト音が聞こえてきます。
煙が見えてから、目の前を通過するまで有に20分以上。
サミット直前のS字カーブを、歩くようなスピードで通過していきます。
始めて見る人は、その情景に呆然としてしまいます。
列車が行った後も線路の上で、煙は雲になって残っています。
フィルムを替えようとF4Sの裏蓋を開けると、フィルム室に何か上から
落ちてきます。天気は晴れの筈...
振り返って上空を見ると、汽車が作った雲から、ちらりほらりと雪が降っ
ているんです。
こんなすげー情景あるんだあー、と思いました。
...機関車3台で雲を作り、雪を降らす。
てらじまさんやしのじまさんが(佐藤さんもかな?)、北海道で苦労されて
いた頃に比べれば、防寒着は進歩していますし、インスタント懐炉やら大
変便利になっています。準備して、覚悟していけば問題ないっすよ。
>どこか絵になりそうな所はありませんか?
>中国に限らず東南アジアなどでもいいです。
>ルーマニアはちと遠いいなあ。
南の島(インドネシア/フィリピンetc.)の製糖工場には小さなカマとへろ
へろレールがいっぱいあります。問題は、季節運用なので走る季節が限ら
れていること。ジャワ島は7月がピークなので、今だ行けずじまい。
フィリピンの方はもっと早かったと思います。
東南アジアで本線での現役蒸機使用は、ベトナムとミャンマーだけです。
ベトナムは行ったことがありますが、不定期の貨物だけです。
ただし、日本での製造後満州に渡り、中国鉄路局〜ベトナム国鉄と流浪の
人生を経て今だ活躍する旧満鉄ミカロ型、なんてー凄いものがまだ数台い
ます。動輪の軸に片仮名で「ミカロ」と彫ってあるんです。
あと製鉄工場の正真正銘のC12ね。
># でも、海外に行きだしたら切りないっすよね。
># Leicaもしかり。
># くわばらくわばら。
ところがどっこい、Leicaや中古カメラと違って「切り」があるんです。
近代化は何処でも怒濤のように進んでますよ〜
印度の大型は落ちました。
パキスタンも大型は既に予備のみです。
ポーランドも実質保存運転に近い。
汽車追いは時間との戦いで、それは日本の蒸気機関車の末期と全く変わっ
ていません。走っているうちが華です。
「行かずに泣くな、行って泣け!」
>やはり風強いんですよね。
>雑誌に出ている写真はどれもきれいに煙りが上がっている物ばかりなので
>風はほとんど吹かないのかと錯覚してしまいがちです。
>風がなければ何とか耐えられそうだけど。
確かに条件のいい時の写真だけ、掲載される傾向があります。
風が強くても、スチルだと問題少ないですよ。
ビデオ屋や、生録屋は辛いですけど。
じゃあ、佐藤さんは行くということで(おいおい)。
詳細はメールで流しますね。
行く前には2回ぐらいミーティングを開きましょう。
(株)リコー 秦野事業所 宮崎 昭彦
E-mail:amiyazaki@nts.ricoh.co.jp