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[nikomat:13673] RE: [Contax] Re: White Mini-off
日浦@MHI/休暇中 です。
#やってることは同じ?
丹後屋 さとうさん:
> ドレイカイルはクサビ型のプリズムを回転させる方式でしたっけ?
> IIa、IIIaは円筒レンズを軸中心にして擦り合わせる方式でした。
> 失礼しました。
そうです。「コンタックスのすべて」によれば、
コンタックスIは最初ライカと同じくミラーを回転させる方法だったのが、
1934年にドレイカイル式に変更になっています。
そして、1936年のコンタックスII/IIIからは、円筒レンズ(実際には球面かも)
を回転させる方法になってIIa,IIIaに受け継がれています。
別のメール:
> OFFパート1 コンタックスIIa対決。
>mgm師のと丹後屋のとは、ser.noが300も違わない、ともにB90***のボディで
>あった。最初のローマ字は、出荷地を表しているとかいう記事を読んだことがある
。
>ところがである、共にカラーダイアルなのに、ヘリコイドのストッパーピンと
>ドレーカイル距離計回転ダイヤル部のレバーの接続が違う。丹後屋のは
>昨日のyd師のメールにあった、イゲタ氏(ブラックダイヤル)の方式らしい。
ここにあるIIIaは、Y52796です。レバーは一体になっているほうです。
前出の書籍によれば、ツアイスイコンはAからZまで順々に割り当てて、Zまで
くるとAに戻る方法で番号をつけていたそうです。
コンタックスIは番号U20001から製造が始まったらしく、A21000まで。
当然ほかの製品も含まれるので、飛び飛びです。
II、IIIはZ50001から始まってO65500まで。Iと重なってます。
戦後のものについては、この本には番号リストが載ってなくて残念ですが、
(著者の興味の対象は戦前物らしい)、写真が出ているIIaのブラックダイヤル
はTになっています。
想像するに、戦後は多分Pあたりから製造が再開され、ZまでいたってBまで
は進んだんだと思います。ということは、mgm師のものも丹後屋さんのも
相当新しいと。でも、私のIIIaが新しい簡略化された方式であるのに、
丹後屋さんのが古い方式ということは、Bの番号の途中で切り替えが行われ、
こん然一体と生産されたということではないように思います。
丹後屋さんの、カバーだけ取り替えられたんでは????中身はブラックダイヤル
だったりして。
シンクロソケットがカラーダイヤル型へ改造されているものは
ダイヤルは黒いままということですが、例外があるのかも。
ダイキャストのシリアルはカバーと同一ですか????