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[nikomat:13829] [-yota]Re: Greetings from China








宮崎@今年初投稿 です。


いまさらながらですが、おめでとうございます。

出発前に治った風邪が再発し、ボロボロになって中国から帰ってきました。
今年は異常気象とかで中国も暖冬で、F5の耐寒試験は余りできず。
F5稼働時の最低気温は、マイナス17度弱で、これでは北海道でも行き
ますね。


こやのさん:

おめでとうございます。

> といいました。中国からのダイレクトプリント年賀状、
> そう宮崎さんです!

阿呆っすね。
RPプリントのお年玉付年賀葉書の上に、無理矢理中国郵政の切手を貼って
出しました。いい所は、「日本国」と書けば届くこと。
数年前、出発前に宛名書きが出来なかった時は、数十枚これで出しました。
撮影地のホテルで夜に一人で宛名書き、
「俺は一体何をやっているんだろ〜」と思いつつ...


> 雪の中のSL2連、煙と湯気がもうもう。コ、コレは凄い!
> なぜSLのために中国まで通うか理由が初めてわかった。

冬の中国では雪は余り降らないんです。
ですから、或る意味ではラッキーな写真です。
でも色々不満も多い写真っす。

あの年賀状、上がってきた時には「うわ〜マゼンタだあ〜」と思いました。
紫色です。
色見本付ければ良かったと思いましたが、よく見ると原版も近い色。

あれってやっぱり「スカイライトL1BC」フィルターの影響でしょうね。
列車は日の出直後(曇り)の朝7時半の列車で、色温度は高いと思いますが、
写真では青ではなく、もろにマゼンタ発色になっています。

昔、一時期気になって、L37CとL1BCを持ち歩いたこともあるのですが、
最近はスカイライトL1BCをどの恋素にも付けっぱなしでした。
雪の情景では、条件によりマゼンタ色が派手に出てしまった経験(KR愛用
時代)もあったのですが、ここのところ雪景色も撮っていなかったもので、
余り気にも止めていませんでした。

で、今回の反省を期にL37Cを標準フィルターにします。
(取りあえず、50mmと85mm用を買いました)


撮影当日、牡丹江のホテルを出る時には既に小雪が舞っており、約80km
程の撮影地は曇天の下、少し吹雪いてました。朝7時の重連貨物は暗くて
撮れず、続いてサミット目指して上がってくる2本目を、オーバークロス
する道路の上から撮影しました。

時刻は朝の7時半頃、ミノルタのオートメーターによる入射測光(RVP<+1>
ASA80)で、1/125sec・f2.8(だったと思います)。一脚使って3枚撮ったう
ちの1枚です。勾配がきつくないので、列車速度は意外に早く、縦方向の流
し撮りになりました。厳密には先頭の機関車のナンバーあたりに流し撮りが
シンクロしなければならないのですが、実際にはドームから運転室あたりに
シンクロしています。露出も少しアンダー気味かな。


>「そういえば、MLにプロのヒトがいるそうだけど、その人?」
>   (注)煙管プロの方である。小城プロ、島村プロは専門が違います。
> といわれました。「寒かっただろうねぇ」と。

撮影時は、ちょうどマイナス20度ぐらいでしょう。
リチウム入れても、F90XSは根性無くなります(巻き上げが明らかに遅い)。
BKT(ブランケット)をセットしても、途中で投げ出す時があります。
意味不明アラームがレリーズと共に聞こえ、「Err」の表示が出ることも。
そういう状況下でも、アルカリ入れたF4Sの方はちゃんと動きます。

あの写真を撮った後が大変だったんです。
遭難しそうになり、村長の家に2晩泊まるし。
今回の旅行でも、同じ場所に行く機会があったので、村長に会ってお土産を
置いてきました、年賀状も。


> 中国奥地で地震があったようですが、宮崎さんは無事だろうか。

ご心配有り難うございます。
地震の前に帰っておりましたが、風邪でボロボロでした。
まだ全快しておりません、歳かな?
治らないまま、私が誘惑した佐藤(ひ)さんを連れて、今度は内モンゴルに行っ
てきます。

PS. 我々は、「熱くて黒い鉄の塊」教かな?



             (株)リコー  秦野事業所 宮崎 昭彦
               E-mail:amiyazaki@nts.ricoh.co.jp