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[nikomat:14057] Re: [-yota] Re:[-OLYMPUS]
ひうら@きょうだいです。
石川さん:
> でもそんなシステムなのに雑誌の写真てみんなピンが甘い気がします?。
> どうしてかな、印刷が悪いんでしょうね。
ううむ、カラーページでぱりっと印刷してあるのって確かにあまりないですね。
いい加減な「クラシックレンズコンテスト」とか「古いレンズを使ってみる」
とかだと、前玉がキズだらけのレンズだったり。
> 実際のピンと戦艦大和の照準器のようなRFのピントシステムの調整って
> 信頼できるのでしょうか?。
> レンズ毎に調整しないといけないんでしょうか(なんの為にMLを読んで
> るんだか、すみません、馬鹿な質問で)
いえ、必要ないです。35mm のカメラは。
レンズ交換が可能になった最初のころのライカは、調整が必要だった
そうですが、・・M型よりずっとずっと前のことです。
○ライカの場合:
レンズのマウントの内側のガイド部分に、ボディ側のコロが接触して
距離を伝達。50mm 標準レンズの場合、コロの移動量=繰出し量が
丁度距離計と合うようになっている。
それ以外の焦点距離の場合、ダブルヘリコイドという機構で距離あわせ。
一眼レフのレンズでも、距離リングを回すと、距離リングもちょっとだけ
前進して、レンズの玉自身は別の速度で前進しますよね?
ああいう感じに、ネジが二重になっていまして、レンズの繰出し量に対して
一定の割合で前進する枠を設けることによって、焦点距離の差を吸収。
以上はM型ライカも、その前のタイプでも同じ。旧タイプ(Lマウント)は
マウントアダプタでM型に装着できる。つまり連動機構の仕様はほぼ同じ。
○Nikon, Contax の場合:
ボディ本体にヘリコイドがついている。つまり距離あわせによってマウント
そのものが回転しながら前進。この前進量が、50mm レンズの繰出し量
になっている。
50mm 以外のレンズは、このボディについているマウントの回転角に応じて
レンズの側で適切に繰り出されるようになっている。すなわち、どの焦点
距離のレンズも、同じだけ回転させれば同じ距離の物体にピントが合う。
レンズは、50mm レンズをつけるのとは別の、完全固定のマウント(外爪)
に固定します。
つまり、「50mm レンズはマウントの前進量、それ以外はマウントの回転角
(外側マウントと内側マウントの角度差)」で連動しています。
という仕組みになっております。
・・一目瞭然なんですけれどもね。でも、ニコンやコンタのボディ
ヘリコイド見たら、一目感染しないとも限りませんが ^^;
ただ、一眼レフはどんなクソレンズでも、ファインダで距離が合えば
ピントが必ず合いますけど、RF だと、ガタとかあったらその分ずれ
ますね。その分、しっかりできていますけれども(少なくとも後者は)。
少なくとも自分の S2 では、繰り出しと距離計のバックラッシュは微塵も
感じられないです。
それと、M型ライカ、特に M3 のファインダは、暗いとか見にくいとか
心配する必要は全くないでしょう。そこいらの普及品 RF (キャノネット
とか)と較べるのは馬鹿げているぐらい違います。
一度、冷やかしに行って一番高い M3 を覗いてみられたらいいかと
思います。ちなみに、無限遠が出てるかどうかのチェックに大通りの
向こうの建物は全く使えません。
> 後は気分の問題かな、レンズを通った像を見てない根源的な不安が
> RFにはあるような?。これは慣れかな。
これはあるかもしれませんね。キャップ取り忘れてても撮れちゃうし。
日中は絞り込んでおかないと幕が恐いし。
ミラーのない快感というのが、かわりにありますけれどもね。
> 携帯電話に「チェックメイト・キング2こちらホワイトロック」とあった
> ときから既に怪しかったです。
> 話題外れました!!。
キング2行ってみたいです。
反射望遠欲しいです。
では