[nikomat:14108] Re: [KING2] Mirror

[tanabe@strl.nhk.or.jp (Hayao Tanabe)]

たなべです。
At 11:49 AM 98.1.23 +0900, HIURA Shinsaku wrote:
>ひうら＠きょうだいです。
>
>なるほど。
>資料を見たところ、中央を刳り貫いた凹面と小さな凸面の
>反射鏡を（光軸を一致させて）対向させたタイプがカセグレンで、
>屈折系の有無は関係ない、と。これに屈折系をいれたのが、
>マクストフ-カセグレンのようですが・・・
>（つまりマクストフ = catadioptric + カセグレン）
>
>ということは、前記レンズは下２本だけでなく、
>全部マクストフ型ということかな？？

いえ、マクストフは主鏡が球面で補正にやはり球面のメニスカスを
主鏡の焦点付近（？）に入れたものを指すと思います。
非球面を導入したものはマクストフの変形ですね。
シュミットよりも磨きやすいので一時アマチュアの自作が流行った
らしいです（１９５−６０年代のアメリカ）。
本来はメニスカスの中央をメッキして副鏡に使いますが、笠井の
Ｍｋ６７はその部分を非球面化してあるらしいです。（単に曲率を
変えているだけかも）
クエスターのはメニスカスレンズそのものを非球面にしているらしい。
だからとても高価。

ホートンカセグレンというのは深いメニスカスでなくて普通にれんずを　
組み合わせて補正してあるものではないですか。いわゆる写真用のミラ
ーレンズはだいたいこの系統のようです。