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[nikomat:22116] Re: RF vs SLR



丹後屋す

まつした[22045]さん:
>  |こういうときは、空間的にブラケットしてます。
>  |ちょっとかかとを上げたり、左右にゆれたり。
>  |SLRのときにも厳密なフレーミングをしてるわけではないので、
>  |出来上がりにあまり不満はないです。
> 
> おぉ、実戦的かつ前向きですね:)
> 実は似たようにして、ステレオ写真を撮ってみたことがあります(^^;;
> 
>  |最近、ブロニカS2やP6を多用するようになって、ちょっと変わってきた
>  |感じがしないでもないですが、
> 
> どういう風に変わったのですか?
TLRは以前から使っていて、そのとき上から鏡像を覗いて画面を作るのは慣れてる
つもりだった、ということが一つ背景としてあります。
35mmSLRではプリズムにより正立正像をみることが出来るわけで、これを構えている
とき見える世界は、RFカメラのファインダーから見ている世界となんら
変わることなく、自分の身体の動きときちんとリンクしてるわけです。
カメラを傾けたり、回転させたり、ちょっと平行移動させたりという動きです。
TLRでカメラを構えている時、左手でカメラの底を支え右手はレリーズボタンか
ピント調節のレバーにかかっています。カメラの傾きは、この左手を
中心とした回転の動きです。すると、ヴューレンズは、傾きを与える
回転の円周上を動いてます(SLRの場合、大抵、回転の軸は光軸にほぼ
重なっているように思えます)。
鏡像で、かつスイングする像というのは、通常の身体の動きからは
見ることの出来ない像であり、それはそれで面白く、慣れれば違和感は
減ります。ほとんどないと言っていいでしょう。私の頭の中では、
それが、上から覗くカメラのファインダー像という認識になっていたわけです。
ハッセル、P6、ブロニカS2といずれもプリズム無しの中型SLRですが、
使い初めて最初に感じたのは、TLRとの差です。カメラの動き(とくに傾き)と
ファインダー像の動きとにそれまで感じたことのない隔差を感じました。
中型のSLRでは水平、鉛直の線を強く意識します。
私の中で(厳格な?ちっと大袈裟)フレーミングが撮影の手順のなかの
重要な要素に昇格したわけです。
#いずれ、慣れてくるとまた雑なフレーミングに逆戻りかもしれませんが。

そのあと、三脚につけて覗いたとき、またびっくり。雲台が回転する動作
は、正しく手持ちでTLRを覗いているときのファインダー像の動きをつくり出して
くれます。
カメラ雑誌のグラビアには、普通の雑誌のグラビアページではなかなか
見られない正方形の写真が多いわけですが、私の雑な分類では、
三脚を使ったもの、三脚なしのSLR、プリズム付きのSLR、の写真は構成に
差があるのではないかと思ってます。
特に、SLRとTLRのスナップでは差が顕著だと思います。
#ガッチリとった静物や風景だと多分差はない。

>  |あるレンズで1.5m先の被写体を撮ったところ、3m先の背景の
>  |二線ボケがきつかった。このレンズで3m先の被写体を同じ絞りで撮る時
>  |同じようにボケる背景は何メートル先か?
> 
> レンズに刻印してある絞り範囲指標を見て、1.5m:3m = 3m:XmになるXを
> 見つける、とかかな?
> 
> #違うような(^^;;
私は答えを持ってません。
誰か分析してくれないかなぁ、、、
#1.5m、3mというのに意味はないです。たまたまの例示の数値です。