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[nikomat 1128] Re: CCD line sensor for AF
長文堂@カビ生え話 でござい。
突然思い付いたんですが。。。
兄者:
>こういう風に、画素値の間を補完するなどすると、解像度以上の
>合わせ込みの精度が出るという効果を「サブピクセル効果」と
>いいます。各画素から得られた明度値をなめらかな曲線で近似
>して、その曲線同士がうまく重なるようにずらしながら調整する、
>といった方がわかりやすいかもしれません。
>
>これを精度よくやるためには、明度値が安定(ノイズ
>が少ない)ということや、元信号の良さ(へんな高周波成分が
>含まれていない)ということが要求されます。逆に言えば、
信号の素性が良くて補完を上手にやるとピクセル以下の分解能が
得られるということを「写り」の話にすり替えて兄者に質問。。。。。
非常に粒子サイズ(0.03mmとする)の揃ったフィルムがあったと
しますよね。大雑把な話で、このフィルムを使う限りミリ30本
のレンズでよろしい、ミリ150本レンズなんぞ無駄であるとな
ります。ところが、写真を見てみるとそりゃ150の方が綺麗で
すわ。たぶん60と150の差も見えるでしょう。
真っ白な壁だったら差は出ないでしょうが、信号がモロにアナロ
グで質のよろしい人の肌とか、髪の毛の艶とか、建物のエッジな
んぞだったら経験的に差が見えます。人間の目玉というのは実に
巧妙な補完をやりますし、ノイズフィルターまで入っているから
解析アルゴリズムとしてはかなり高度でしょう。粒子サイズの不
揃いぐらい多少は補正可能でしょう。更に、丹後屋旦那のような
目利きになるとアルゴリズムが常人と桁違いに高度でも不思議な
い。
#ネガ見るときに”細かいところが見えない!”と高倍率ルーペ
#で見るとかえって見えないことがありますよね。目玉補完はか
#なり細かい画像にのみ有効なのかも知れません。
サブピクセル効果を考えると、ソコソコのフィルムでも眼力を鍛
える(アルゴリズムが高度化する)と、より微粒子なフィルムを
使うのとほぼ同様の情報を引き出せるってことでしょうか??
雑誌では”6切り伸ばし程度の拡大率じゃ差は出ない”とかいう
が、実のところはISO100ネガカラーのサービス版伸ばしでも高性
能レンズの味見が充分に出来るという珍現象の理論的根拠がこれ
なのでしょうか????
#目玉補完アルゴリズムの未熟な素人に2枚のL版を比べさせて
#も同じというが、ヲタクだと大違いに見える、という事実の説
#明も付く。素人は粒子だけというか生データを読むが、ヲタク
#はデータ解析を付加して粒子の行間まで読んでいる?
さらには、信号の質の良さということを言えば、解像度チャート
のようなデジタルものより一般のアナログ被写体の方が良いわけ
なんで目玉サブピクセル処理も上手くいく。すると、サービス版
レンズ味見はアナログ被写体に限る、ということでよろしいので
しょうか??
こやの長文堂