[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[nikomat 1360] Re:Bessa-L
まごめっす。
> > まったく、今日はネジ式ですね。
> > 明日は、歯車か? これも奥が深い。
>
> メメくらげすは、写植まちがったらしっすね。
本当は、XXクラゲと書いたと、つげさんが何かに書いていました。
> で、かっちり感は?:-)
丹後屋さんが、[1309]で書かれていることは大変に示唆的であります。
以下、その引用
0)まず、ネジ穴にきちんとレンズを載せます。
反時計回りに、レンズを回転させていくと、
1)コトン、とオネジとメネジの切り始め同士がすれ違う瞬間がわかります。
極端なことを言うと、このコトンの感触が違います。
2)このあと、時計回りにレンズを回していきます。
なんの抵抗もなく、レンズが滑り込んでいきます。
2回転目も3回転目も指に感ずるトルクに変化はありません。
3)突然、止まります。動かないのです。
反時計回りに軽く回転力を与えても、逆転しません。
ボディにレンズがついたのです。
0)は、儀式ですね。
1)コトンが大切です。 これは、レンズ(こちらが主だとおもう)とボディの
剛性からくる感触で、すなわち固有振動数の高さです。
剛性感:ドイツ車>日本車>ラテン車
:ライカ>ペンタックス>ホルガ
2)ネジに偏芯やねじのピッチ変化がない証拠です。
よって、ガタの量も一定。
3)これが問題になっていることと思いますが、
・両座面の平面度がよい
・ネジの剛性
・レンズの剛性
のバランスだと思います。
または、最初に(たしか)丹後屋さんの疑っていた
ネジの最終の所にわずかのピッチずれを持たしている。
(しかし、これだと使っているうちに感触が変わります)
ああ、呼ばれたのを良いことにここで、終了。
(これ以上はむずかしい)
Nobutaka MAGOME
Nikon Corporation, IC Equipment Division,
2-6 Designing Section
Phone:81+, 3-3773-1892 FAX:81+, 3-3775-9042
magome@nikongw.nikon.co.jp