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[nikomat 1506] Re:Bessa-L
ひうら@きょうだいです。
書きたいことは、全部書いた・・と思うし、だからこそ
ここから先はやっぱり、直接 話しないとムダだと思うので、
あまり深入りしたくはありませんが、疑問点のみ。
> > クルクル・・ピタ。と止まるときの、その角度にして
> > 問題になっているのは 5-10[deg] 程度か、もっと小さいか、
> > というレベルだと思います。
>
> そですね。
>
> > そのとき、山が受ける力というのは、ネジピッチに対しても 1,3% です。
^^
「歪み」 のまちがい
> > ネジ切りの精度で、例えば、ちょっとした刃物の振動などによって
> > ネジ山の精度が ふらついていたりするのはこういう程度のはなし
> > ではないかと思うわけです。
>
> ここで精度の話がでてくるのがよくわからないです。
ネジを1回転 360[deg] まわすと、ネジ山は 1山ずれます。
また、5-10deg 程度の回転角度は、360[deg] 1-3% 程度ですから、
ネジのガタが0になって(剛体だと停止する状態になって)から
さらに 5-10deg 回ったときには、ネジのどこかの部分は
ネジピッチの 1-3% 程度の変形がある。と、そういう意味です。
そのとき、ネジ山や、ネジのうねりが、ネジピッチに対して 1-3%
(つまり L39 や M42だと、だいたい 10-30 ミクロンということに
なりますか)の誤差を含んでいると、その時の張力の立ち上がりは
理想的な(ネジに誤差がない)状態と違うのではないか?というのが
僕の意見です。
> > > つまり、ネジ山に要求される精度は 簡単な加工で出せる程度(凄く正確
> > > ですよ!)で 十分なんです。
> >
> > もうこれは、捩じ切れるか否か?緩むかどうか?という世界では
> > まったくその通り。だと思います。
>
> いまでもそうだとおもうけど。
所与のネジに対して、そのネジが達成し得る最大の機械的強度や、
そのときの締め付けトルクを論じるときには、ネジ山の加工精度は、
あまり関係ないだろう(その程度の誤差は変形により吸収されて、
飽和してしまうだろうから)。という意味です。
それに較べ、接触面積が大きいことから、飽和までにより大きな
応力を要する座面の仕上げが、最終的な緩みにくさに重要である
ことも賛成です。
しかし、ネジが変形を開始した瞬間のフィーリングに寄与する、
摩擦力の立ち上がりには、ネジ山の精度が関係あるのではないのか?
というのが僕の一貫した意見です。つまり未飽和の状態では、
より弱い(先に変化が起こる)部分が支配的だろうということ。
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なかなかそういう暇はないのだと思いますが、拾い読みして
一つ一つ個別に解釈なさるスタイルだと、misleading の
恐れが大きいので(僕の文章力のなさが問題なのでしょうが、
みつながさんとのやりとりもこれが大きかったと思うので)
これ以上のコメント、ご意見は、全般をもう一度お読みになって
僕の position を理解になってから個人宛にメール頂けると
うれしいです。
以上