[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[nikomat 1552] Re:Bessa-L



光永@機械系です。あまり実習はやらなかった && 研究の方向も違うので授業
の知識ぐらいなのですが、

In message "[nikomat 1538] Re:Bessa-L "
   "INUI@anzu.dse.ibaraki.ac.jp, Masatomo <inui@anzu.dse.ibaraki.ac.jp>" wrote:
> 真鍮は加工性は非常によいと記憶しています.真鍮=銅と亜鉛の合金
> ですが,亜鉛が潤滑作用を及ぼして,加工性を改善してくれると,昔
> 大学で教わったような.

> 金属工作というと真鍮をつかうことが多いですが,切削加工だけで
> きれいに仕上がります.

乾さんのこの記述と、

In message [nikomat 1547] Re:Bessa-L 
    Koji YOSHIDA <yd@nikongw.nikon.co.jp> wrote:
yd > 真鍮だと、構成切刃が問題になるので、通常は切削油を用います。
yd > じゃないと サメ肌になったり、ちょっとどころでない切り込み過ぎ
yd > を生じます。切削熱の観点からも、仕上げは 五月蝿いはずです。

In message [nikomat 1547] Re:Bessa-L 
    Koji YOSHIDA <yd@nikongw.nikon.co.jp> wrote:
> ただ、切削熱による 熱変形のせいだったか(それでも 振動とかで
> 表面処理に差が出るせいか)、(修士の頃 大学で)旋盤で精密加工
> する際には、真鍮と言えど、仕上げでは 切削油を 用いてました。

吉田さんのこの記述からすると、対象にしている加工物の大きさから加工精度
まで違うような感じです。吉田さんの相手は実は真鍮では難削に入る範囲かも
しれません。もっと硬いものの方が楽なような。

構成刃先はある面好都合(工具摩耗)なので精密さが要求されなければよろこば
しく(授業は工具摩耗を重視してた)、精密さが要求されると問題なのではない
でしょうか。で、レンズのスクリューマウントぐらいなら問題にならない気が
します(気だけですが^^;)。

// 光永 法明 // 大阪大学 工学研究科 創発ロボット工学講座 (D2)