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[nikomat 3082] Re: Thanks!
上村@上智大です。
In message <199903050252.LAA36494@ml.asahi-net.or.jp>
Kazuhiro Igeta <igeta@acr.atr.co.jp> writes:
>> > >> 正体をあきらかにせよと、強要するつもりはないけど、
>> > >> MLの場合、chatや、newsよりも、コアな話題ができる/したい、
>> > >> っていう分、その要求はつよいよね。
>> >
>> > これは僕は必ずしもそうとは思いません。
>> > # 何で思わないかと聞かれても、本名でなくても十分コアな話は
>> > # できるから、としか答えられないです。これも個人的な経験です。
>>
>> 最初から、完全な匿名性でもともとなりたってればそれでいいでしょう。
>> まあ、その場合は、MLである必然性は薄れるですかね。
そうでしょうか? 共通の趣味・関心を持つ人が寄り集まって話をするのに便利な
ようにMLを結成するのだとしたら、匿名/本名はML結成の動機(or利用方法)とは
関係ないと思います。
もっとも、おっしゃりたいのは、相手が本名で、しかも相手の数が限定されて
いるからこそ話す気にもなれることもある、ということだと思いますが。
僕にとっては「便利なように」がML加入理由の大部分を占めているので、
>> 本来そゆオープンなのは、ローカルなサーバとかnntpサーバとかに
>> 任せればええとおもうわけです。
# すいません、引用の順番変えました。
という反論を招いてしまいますし、実際fj.rec.photo.nikomatが存在すれば
事足りてしまうでしょう。
# ただ、そこまで細分化するくらいなら、ネットニュースではなく、もっと
# 他の手だてを講じるべきでしょうが。
## あと、「便利なように」は二義的に*メールで*コミュニケートすること
## 自体の便利さも含みます。
>> ML内の話を外部に漏らした場合の制裁措置とか決めてある
>> MLとかもありますし、実際施行された例もあります。
何しろ僕は、かなり気軽にこのMLに入ったので、そういうことになるのなら、
僕みたいな奴はいない方がいいでしょうね。
>> まー、りーちゃぶるなアドレスあれば、身元はわかるっちうのも
>> ありますが、それは、法的に追及するとかそういう場合にしか、
>> 役にたたんです。実際のところ機密漏洩問題とかは起きたらおわりっす。
もしかしたら、今までもMLの外でしゃべっちゃまずい話とかあったんで
しょうか? まるで覚えていないですし、誰にも話していませんが(そのはず)、
やっぱり僕はいるべきじゃないのかも……。
というのは意地の悪い言い方で、本当は、
>> そゆ意味で、本名いったって、安心というわけでもなんでもないんですが、
>> 気合いですよね。匿名性は否定せんけど、それにはそれの意図があるわけで、
「気合い」、つまり機密ほど大げさではないが、誰だか分かっている人になら、
小さい声で喋る気になれるような話もある(し、そういう話がなされている)と
おっしゃっているのだと思います。で、そういう問題はやはり、
>> 最初はうちわの小さいMLだったのが、MLでかくなってくるとでけん話も
>> できてきたりする。そうすると、MLの価値もなくなってきちゃうんで、
>> 難しいこってす。
この参加者数が大きくなると内輪性に欠けてくる(変な表現ですが)時に
現れてくると思います。
>> 具体的には、ROMの人も、ときどき顔を出すようにしてほしいですね。
>> ROM増えて、登録して、そのままいなくなっちゃう人とかいるのは、
>> まずいとおもうす。
>> 本来そゆオープンなのは、ローカルなサーバとかnntpサーバとかに
>> 任せればええとおもうわけです。
ならいっそのこと、ML参加要件をきつくしてしまえばいいんじゃないかとも
思うんですが、多分それによってMLの雰囲気が変わってしまうのも避けたいの
でしょう。
# 「まずい」のなら、一定期間ROMの人間は強制追放することも可能なはず
# です。実際そういうMLもあるようですし。
ただ、規約化せずに雰囲気だけで維持するのは、できたら素晴らしいこと
ですが、参加者数が増えれば増えるほど難しくなるんじゃないでしょうか。
取るべき道は、規約化してでも今の状態を維持するか、もしくはMLの性質
自体を変えるかどっちかです(<199903050405.NAA28358@ml.asahi-net.or.jp>と
同じでしょう)。どっちがいいってことはないと思います。
どっちを望む人が多いかだけのことで。まあ、現実にはそれほど深刻に
なっていないので、当分このままで行くんでしょうけど。
# *僕は*後者でもあまり困りません。
# 本来の話題である匿名はどこに行ったかというと、このMLの今の
# 性格からすれば、本名を使用してもらわなきゃまずいです。
## 本名/匿名の問題を、「そのMLの性格次第」にしてしまうのは、
## いまいち面白味に欠ける答ですけど……。
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"An elaborated program is like a poem."
上智大学文学部史学科 上村 暁 (Satoru UEMURA)
s-uemura@hoffman.cc.sophia.ac.jp