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[nikomat 3985] [yota]Train's Brake
やまね@いわたです。
ヨタモード全開。
Shimizu Yo さんは書きました:
>●踏面ブレーキ
> 車輪が線路に接する面(踏面といいます)にシューを押さえつけます。
踏面がシューで摩耗して、レール接地部の形状が変化してしまう欠点があり
ます。また車輪の摩耗が早い。
しかし、踏面がシューで適度に磨かれるため、ブレーキ時に車輪の摩擦係数
が高く保たれるメリットもあります。機構が簡単なのも利点です。
>●ディスクブレーキ
> 車輪といっしょに回転する車軸にディスクを取りつけ、それを両側からはさ
>むようになっています。ごく一部を除いて、ディスクは車輪と車輪の間に2つ
>ついています。
TGVやICEは、機関車以外はすべて機械式ブレーキで、ディスクブレーキを用
いています。このくらいの高速列車になると、4連ベンチレーテッドディスク
等、すごい装備です。ディスクブレーキは車輪が摩耗しないので、踏面形状が
走行性能を大きく握る超高速用車両で好んで用いられます。車輪が熱を持たな
いのも利点ですね。
が、踏面に付着した汚れが落ちないので、アンチロック機構を組み合わせない
と滑走が多くなります。滑走すると車輪が変摩耗して真円でなくなり、「ダダ
ダダダ」と音がするようになります。これを車輪フラットといいやす。
またディスクブレーキにすると、キャリパーの反力を受ける機構が必要になる
ので、台車構造が難しくなります。
と、ゆーわけで最近では、踏面ブレーキとディスクを併用し、踏面:ディスク
のブレーキ力を3:7とかにして、良いとこ取りする例もあります。
電気ブレーキと踏面ブレーキの併用が、いまのところ主流でしょうか。
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Suguru Yamane
Iwata City, Shizuoka, Japan
yamane@agri-exp.pref.shizuoka.jp