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[nikomat 4242] Re: 空間の 知覚に 関して
In Subject : [nikomat 4241] Re: =?ISO-2022-JP?B?GyRCNnU0ViROGyhK?= =?ISO-2022-JP?B?GyRCQ04zUCRLGyhK?= =?ISO-2022-JP?B?GyRCNFgkNyRGGyhK?=
On Tue, 13 Apr 1999 15:45:37 JST,
owner-nikomat@ml.asahi-net.or.jp 様 writes:
> # AI屋さんの半数近くがそうであるように、私もまた認知科学に
> # 首を突っ込んでいる。(^^;;
洗脳とかもよくありますね。宗教とかまでいくひとも^^;
> (1)
>
> ある装置の ある調整パラメータが 装置性能(=出力の評価)に大きく
> 影響するとします。
>
> この装置を設計した人は、あるいは そのパラメータを(例えば 数式を
> 介して)イメージすることが 出来るだけだったのかも知れません。
> しかし、その調整パラメータの調整を行うことを仕事にする人達は、た
> とえ その数式上での意味(装置の物理現象を示す数式モデル上での解釈)
> を知らなくても、いずれ そのパラメータが 直感的に 分かる(自然な
> 感覚として、そのパラメータの距離空間 というか スケールを持ってしま
> う)でしょう。職人 とは、こういう側面を持っていますよね。
職人だけではないっすね。理論でも、自分の中にイメージを構築できる
かどうかが決めてとおもうです。
> つまり、全システムの入出力さえ 一致していれば、システム内での
> 知覚や解釈が どうあろうと、外観上は その違いが見えませんし、
> 太郎さんと花子さんで、会話が通じないこともないです。
目からの信号は、色信号が分離されてるわけではないので、
もっといいかげんな話になりますし、
目からだけの情報で判断してるわけでもないわけです。
どうせ、お互いいコミュニケートできるまでの情報の
積み上げが必要なんだから、目からの信号自体がまったくなくても
同様なコミュニケーションが可能になることもあるんでしょうね。
> 花子さんにとってのxは 物理色(赤)で、太郎君にとっての xは
> 物理色(青)だったりして。。。
> となると、「花子さんは 赤が好き」で「太郎君は青が好き」の場合、
> 表層だけみると「趣味が違う」のかも知れないけど、知覚の段階では
> 「同じ趣味」だったりして。。。(^^;;
これは、クオリア論に通じるかもですが、
今は直接議論しなくてもいいのでは?
l_#_l(_0 Kazuhiro IGETA, not the number,,,
_~C. C_~/ Adaptive Communications Labs
(((==)((@) ATR , Kyoto, JAPAN