[nikomat 6615] Re: NIKKOREX F instruction manual

[takada@ipe.tsukuba.ac.jp (takada)]

高田です

<199908030721.QAA41490@ml.asahi-net.or.jp>の記事において
nishino@ddi.co.jpさんは書きました。

>> 　こんにちは西野です。　

>>  >	ご存知の方がおられれば教えてください。　（職業上、窒素が身近）
>> 
>> 電話会社なので地下の菅路保守でマンホール等に入る機会が多いので（一般人
>> よりは）講習で受けましたがそれによると窒素自体に毒性は無くて空気中にも
>> ７８％の窒素と２１％の酸素が含まれております。　しかしながら窒素１００％
>> であれば酸素が混合されていない為、酸素欠乏症を生じます。　この場合だと
>> 段階４（ヘンダーソン分類によると）になるので数回のあえぎ呼吸で失神、昏
>> 倒、呼吸停止、痙攣、心臓停止、死となっております。　と言うことであっと
>> いう間に死に至る様です。（恐ろしい・・・）　お気をつけ下さい。

既に回答が、、、

最近全身麻酔をかけていないので、間違っているかもしれませんが、、、
全身麻酔をかけるときは酸素と窒素の混合気を使いますが、混合の割合いによっては
１００％酸素から空気と同じ２１％酸素までの濃度を作れるようになっています。
１００％窒素というのはできないように安全装置が入っているのですが、昔はそうい
う安全装置が無くて、麻酔をかけたら患者さんの状態がとたんにおかしくなり、
原因不明の間に死亡という事故が発生し（それも２件連続して）、調べてみたら
酸素のボンベつなぐべきところに窒素のボンベがつながっていたというようなミス
が発見されたという事例などがあります。

数回のあえぎ呼吸で失神しちゃうのかなあ。

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*高田  彰  Akira Takada  takada@ipe.tsukuba.ac.jp*
*筑波大学臨床医学系    筑波大学附属病院医療情報部*
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