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[nikomat 7350] Re: [Minolta] History X ( Re: mirror-up(F40))
丹後屋す
amiyazaki@nts.ricoh.co.jp wrote:
>
> 宮崎す。
>
> 稔田ネタっす。
いいですねぇ。関西の雄、自前でレンズ溶解工場をもってた(る?)
数少ないカメラメーカー。田嶋一族のオーナー企業色から、一皮剥けて
どう変身するか?という今の話はおいといて、
最終ロットのミノルタオートコードIIIを手に入れて以来のミノルタユーザです。
> あまりここら辺ほじくり返しても、使っている人も少ないだろうし、
> 役には立たないと思ったんですが、出てきました。
> α前夜のミノルタ一眼レフの話です。
>
> 丹後屋の旦那:
>
> このML内で稔田に一番詳しいのはこの方か。
> ワンオーナーのX−1って、この世に何台もないと思いますよ〜。
そうですか。大事に使い続けることに致します。
> > CLEはXG(XDと同時に発売になったけど、XDとは全く別系統という変な
> > カメラ
>
> ですねえ。
> 正確には、XG−EとXG−Sがあります。
そうでした。途中でアキュートマット着きになって名前がちょっと変わった筈だった
とは覚えてましたが、名称が出てこなかった。
> XG−Eの方が、XDと同時デビューの絞り優先AE機。
しかも、マニュアルにすると、TTL露出計が使えないという変な機構でした。
> XG−Sはそのマイナーチェンジ版で、スクリーンがアキュートマットに
> なり、プレビューが付きました(その他は知りません)。
XC-Eは軍幹部が上すぼまりのシルエットでしたが、XC-Sは、XDと同様に
ずん胴型になりました。
> XG−Eのスクリーンは暗いです、マット面ザラザラ。
> これは友人が持っていたので、よくいじってました。
> このカメラを覗いた後で、XDのアキュートマットを覗くと別世界...
はい、まさに別世界。
XDの発売の頃に、X-1用の交換スクリーンにアキュートマット採用
という発表があったのですが、結局発売には至りませんでした。
さらに、交換ファインダーにもAE両優先方式が出るらしいという噂もあった
けど、これも結局なし。X-1は見捨てられました。
> 何の「E」なのか、何の「S」なのかは不明。
> Eは電子化のEだったような、Sは Super もしくは Special?
XDのDもMDのDも、dual(両優先)のDということだったけど、XGのGがまた不明。
> SR初期シリーズからの機械式横走りフォーカルプレーンシャッターは、
> SR101/SR505の姉妹でその使命を終えます。これを電子式にしたのかは知
> りませんが、XG−Eはワインダー対応の横走り電子シャッター搭載で、
> この末裔が NEW X-700 に当たると思います。
>
> ・稔田 電子横走り家 家系図
>
> CLE
> ・
> ・ - - - X-700 - - New X-700
> ・ |
> X-1 ・ ? ・ XG-E - - XG-S - - X-70
> |
> - - X-7 - - X-7 Black
X-1は世継ぎが生まれぬまま、お家断絶でしょう。
X-1Motorというやんちゃな弟はいたけど。
> こんな感じかな。
>
> ・稔田 縦走り家 家系図
>
> XD-S
> |
> XE - - XD
> |
> XE-b
>
> こっちはこんな感じ。
>
> XD-Sは黒のみで、XDに視度調整を組み入れた物(35mmSLRで世界初と謳っ
> ていました)。XEbはXEのコストダウン品。
> ライカRシリーズへの流れは割愛。
>
> これ書いていて、思い出しましたが、X−7って白ボディと黒ボディで少し
> 仕様が違う変なカメラだったと思います(発売時期も違う筈)。
そうです。X-7はXG-Eの子孫ですが、X-7blackはXG-Sの子孫です。
(X-7のblack仕様という意味じゃないんです。X-7blackというのが正式名称だった筈)
アキュートマット着きです。
> 稔田のAF化は旧ユーザーの切り捨てでしたから、その決断には色々あっ
> たと思います(Canonは稔田の成功を見て、AF化の決断が着いたという
> 話もあります)。
X-1のユーザーだったので、α9000にはちょっと引かれましたけど、
AFには馴染めそうも無いと思い断念しました。
> 昔のMCロッコールレンズカタログには、表紙をめくった1ページ目に
> 「昭和33年から普遍のミノルタマウント」とありまして、「同じメー
> カーでも機種を買い換えたらレンズも換えなければならない。そんな不
> 便な...」とあります。これは旭光学のマウント変更をネタにしてい
> るんだなあと思いましたが、その後10年も経たないうちに、あっけな
> くフルモデルチェンジしちゃいました。
MCの頃だとすると、カメラマニアにとっては、旭光学より、
キヤノンの数度のマウント変更の方が印象強いかもしれない。
>
> 私はその1ページ目の文句(バックはレンズを外した黒いX−1のマウ
> ントのアップ)をしっかり覚えていましたから、「とんでもない裏切り
> 者じゃあ!」と思いました。
確かに。それはある。
> 一時期には、メイン:XD、サブXG−*というユーザーもいただろう
> にねえ。MD−2とMD−12とか、MD−12とMD−Eとか違えば
> 分かるのですが、このDとGは殆ど同じ大きさで性能も同じ様な物です。
変な商品構成ですよねぇ。
XDはライカRに使うために開発し、ミノルタは後継機は出さない契約にでも
なってたのか、と勘繰ってしまいます。
> X−1とXG系の間にはそれなりにブランクがあって、その間にXE用の
> 縦走りシャッターの開発があります。
これも、コパルとライツとミノルタの3社開発と発表されてますね。
結局、MFカメラのミノルタで縦走り金属幕を採用したのは、XE系とXD系
だけなんですよね。
これも、なんとも不可解。
> X−1はチタン幕だったのですか。
> さすがファインダー交換式の最高級機種ですね。
X接点が1/100で、最高速は1/2000まで、低速は16秒まで。
スペック的には頑張ってます。