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[nikomat 9547] Re: German Wine / Deutscher Wein



In Subject : [nikomat 9535] German Wine / Deutscher Wein 
On Mon, 25 Oct 1999 19:13:40 JST,
   Franz Saeki <franz.saeki@ibm.net> 様 writes:

>  ワインの話が盛んで、このMLは一体何だったのか、という
> 気がします。ついでに私も便乗し、ここで僭越ながら決定版ワ
> イン講座です。

ついに正体をあらわしたようですね^^;

>  ただ、じゃあ、戦前や戦後直後の辛口のワインはどんな味か
> と言われると困ります。貴腐ワインとかですと、1883年と
> か1911、1921年物などを飲むチャンスはありますが、
> 辛口の一般的なワインというのは殆ど消費されてしまっていて
> お目に掛かれませ。醸造所自体も持っていないのが現状です。

EC内で競争力のある商品となりうるものであるかはなはだ疑問が
あります。

>  ドイツ人は一見郷土自慢が多く、威張っていますが、結構舶
> 来品(陸路でも来ますが)崇拝志向があり、特に食料品ではフ
> ランス至上と見なす傾向がとても強くあります。

フランスの食もハプスブルク王朝がつくったつー見方もできますが。
ウイーンだけど。

>  まあ、その後生産者も(全部でありませんが)色々学んで、
> モーゼル・ザール・ルーヴァーなどからでも結構質の高い辛口
> ワインが造られるようになってきています。
> 
>  但し、特にリースリング種に限って言えば、辛口にする必用
> があるかどうか、というテーゼが有ります。

無理に甘口つくることはないけど、無理に辛口にすることもない。
枠をとっぱらってうまいのつくればええだけとおもうです。

>  私は個人的に(即ち自腹を切って)辛口の白ワインを飲む事
> は稀です。なぜならシャンパン大好き人間なので(シャンパン
> の騎士の称号も貰いました。いまでは昇格して将校です。)、

ルイビトンの手先でしょうか^^;
私は、好きですが、深いところはわかりまへん。
90のドンペリ飲みましたが、まあうまいかなつーかんじで。
シャンパンらしく飲むより、古くしたkrugとかのがいいな。

> 辛口の白ワインを飲むならシャンパンを飲んでしまうのです。
> もちろん、コルトン・シャルマーニュなんかの良いのがあると
> 喜んで飲みますが。

コルトンとかも甘いとおもうですけどね。タンニンとか?強烈なんで
バランスしてるですが。

>  モーゼル・ザール・ルーヴァーやラインガウやナーエの一部
> の醸造者が造る甘口のリースリングのワインと言うのは、これ
> はもう世界中探してもどこにもないユニークな素晴らしい味わ
> いを持っています。しかし、辛口にしてしまうと、そこまでそ
> の良さは出ません。もともと酸味が高い品種ですし。

そうなんですよね。酸味とバランスしたら、甘くても
甘ったるくはないすばらしい味わいになる。

>  ある貴腐ワインにおいては世界最高の生産者が言った言葉が
> 印象的です。「リースリングの辛口ワインも良くできているも
> のは美味しいと思うけれど、それを甘口にしていればもっと美
> 味しいかったのに。」

だいたい値段高いのだから、口開けとか、
デザートワインとかでいいとおもうんだけど。

>  このバーデン地域はEUのワイン法でBゾーン、即ちフラン
> スのアルザス、シャンパンなどと同じ地域(気象条件が近い)
> として扱われています。よって辛口でも厚みがあって、しっか
> りとし、それに加えてドイツワインの良さである綺麗な酸味の
> ある優秀な物があります。

やっぱりそうか。なんも考えずに選ぶなら、アルザスが当たります。
というか、知ってる奴以外はドイツは手がでない。

>  逆に昔から有名だったラインガウは没落してしまいました。
> 何十ヘクタールも所有する、大きな(ドイツに於いては)醸造
> 所が多かったのですが、それが災いしました。セラーの責任者
> と畑の責任者との連絡が上手くいかない、従業員がサラリーマ
> ン化して、5時になったら帰ってしまう的な状態では良い物が
> 出来るはずがありません。まあ、例外的に何軒かは素晴らしい
> ワインを造ってはいますが。70年代にまで見られたような全
> 体のレベルの高さは昔話です。

名前で商売して食い潰したという状況かな。

>  現在のドイツワイン生産者の様子を一番良く表しているのは
> 私の評価、じゃなかったゴー・ミヨー(ミシュランと並ぶレス
> トランガイドで有名な)のドイツワインガイドでしょう。20
> 点満点でワインと醸造所を評価しています。もちろん、一部の
> 評価にはいろいろ問題が有りますが、全体の様子を把握するの
> には打ってつけの本です。94年版が最初で、毎年新版が発行
> されています。11月下旬には2000年版のプレス発表会が
> 有りますので、また報告します。

naheのschmidt kunzのところはどうかな?
おやじは頑固だけど、息子は商売人ぽかったからなあ。

     l_#_l(_0   Kazuhiro IGETA, not the number,,,    
  _~C. C_~/   Adaptive Communications Labs
 (((==)((@)  ATR ,  Kyoto,  JAPAN