[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[nikomat 10203] Re: [-Yota] Wagiri ( Re: M.Benz )



高田です

最近は、CTなどの画像を立体的に構築して、これを手術中に参照しながら
(実際の視野の上の合成した画像をオーバーレイする)、手術を進めるという
技術はかなり進んでいるようです。脳外科の手術などはやりやすいでしょう。
病巣を示すだけでなくて、周囲の構造物もある程度立体的に把握できれば、
相当助かります(例えば大きな血管など?)

#この分野のことはあまり知らないのですが。

<199911080943.SAA41566@ml.asahi-net.or.jp>の記事において
magome@nikongw.nikon.co.jpさんは書きました。

>> まごめっす。
>> 
>>  > >> > Cはコンピュータなのか、、
>>  > >> > じゃ、コンピュータつかわんのはあるのかつーかんじですが^^;
>> 
>>  > 正確なことは覚えていませんが(なにしろ20年前?)、レントゲンの
>>  > 管球とフィルムを連動させて動かすんです(患者さんは当然その中間の
>>  > 位置にいるんですが)。管球とフィルムの間のどの位置に患者さんを
>>  > 固定するかで、断層写真となる範囲が決まってきます。管球とフィルム
>>  > の動きがどうだったか覚えていませんが、円を描くのだったかなあ。
>>  > ターゲットになる層と管球とフィルムの関係はあまり変化しないので
>>  > 像が得られるが、それ以外の層は管球とフィルムの動きで大きく変化する
>>  > ので像を結ばない(ボケる)というようなことだったと思います。
>> 
>> その外、いろいろな方向からとったX線写真を(普通の写真でも可能)
>> 1枚のホログラムに合成する方法もあります。
>> 	医学生の勉強や手術前の打ち合せに使うと言われていましたが、
>> 	どこまで実用化されたかは不明。
>> 今では、CGHと言って、Computer Generated Hologram っつーのが
>> あって、何でも3Dの立体空中像が作れます。
>> 	でも、ホログラムって、芸術にはなるが、あまり医学にも
>> 	工学にも応用されていないッスネ。
>> 
>> 
>> Nobutaka MAGOME
>>   Nikon Corporation, IC Equipment Division,
>>   2-6 Designing Section
>> Phone:81+, 485-33-3281   FAX:81+, 485-33-3817
>> magome@nikongw.nikon.co.jp
>> 
**************************************************
*高田  彰  Akira Takada  takada@ipe.tsukuba.ac.jp*
*筑波大学臨床医学系    筑波大学附属病院医療情報部*
**************************************************