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[nikomat 11681] Re: Re; hane-abura
> 丹後屋す
> 多分、元を辿るとどっかの国の会社経営方式の幾つかにぶち当たるん
> だろうと思います。例えば、現場におけるコスト削減、という命題も
> 最初は「品質を落とすことなく、コストを下げる」「無駄なコストを
> 削る」だったのが、「品質を落とさない」を「顧客満足度を下げない」
> と言い換え(勿論、この言い換えを等価にする前提は、販売量を変化
> させないなら、が、あるわけです。だったら、品質を落としたってい
> いじゃん、と傲慢な秀才が考えたんでしょうなぁ。どうも、最近は
> この手の姑息な言い換えを思いつく人間が評価されるようで詰まらん)、
> 「顧客満足度を落とすことなく品質を落とし、コスト削減に繋げる」
> となったとたんに、どこまで品質を落とせるかの競争。
> なんとかネットとかAE−何チャラなんてのが、その手のカメラの最初かな?
> 以前、ライツ(ライカ社じゃないっすよ)のネジマウントの話で、
> 「オーバースペック」という言葉が出てましたが、こういうのが、許されない
> 時代になって随分と時間が経ってしまった、ということなんでしょう。
>
> オートニッコールでは症例が少ない、ということは、そうならない作り方
> があったということで(使うヘリコイドオイルの種類の選定も含めて)
> それが、現在の現場環境では採用できなくなった経営上の経緯が
> あったのだろうと思います。
>
> 残念だけど、そういう時代になってしまった、というのが現実。
ですね。消費者が馬鹿になるだけだし。
一部では神格化されているライツおよびライカ社の製品も1970年頃からこの傾向
があると言われていますし。
しかしある意味では以前の製品よりは光学的性能は飛躍的に向上している部分も
ありますから「品質」の定義の変化もあるかと思います。