[nikomat 13063] Re: digital mini lab.

[Yoshiyuki SATO <sato@cyg.fuji-ric.co.jp>]

丹後屋す

長文堂さん：
> ミニラボがデジタル化すると同時プリントの画質が？にな
> り、そこそこ良い（＝今日の品質）カラープリントが欲し
> いなら従来プロセスを持っている現像所に外注するように
> なるかもしれません。こりゃ、現像所が儲かるぞぉ。
> ヲタク客はアナログのミニラボ機と腕の立つオペレータの
> いる店を血眼で探すことになるでしょう。試写して”くそ
> レンズ”と思っても実はレンズは無罪の可能性が。。。。。
> デジタルミニラボのせいで、何年かたって家族アルバムを
> 見たら２１世紀になったとたんに画質が落ちた、になるか
> もょ。
先日、古いモノクロネガからデジタル処理した
プリントを見る機会がありました。
大きさはキャビネ、明視の距離で見る分には実に結構。
ネガの整理に使えるか実験した、ということで、その意図には十分
応えられる画質だと思いました。

いつも使っているｘ22のルーペで見てみると、
デジタル写真の「騙しのテクニック」というべきなのか、ルーペの視野
の中に関する限り、殆ど何が写っているのかが分らない。
レンズの差を見切るには、相当の経験が必要だな、と思いました。
レンズの描写の差をルーペで見て楽しむには、まだまだかな
と思いました。

昔、モノクロからカラー時代に切り替わる頃、モノクロは町の写真屋さん
の翌日仕上げ、カラーは、近くの拠点地区にあるフィルム会社直営のラボで
1週間というのが普通でしたが、21世紀の初頭は高画質処理とデジタル処理
という切り分けで、処理の分業体制が復活するのでしょうか。