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[nikomat 13943] Nikon Sales Status



わかやま%文系学生(^^; です。

ちょっとたまには文系ネタをと思いまして・・・。
 # Subject: は適当です(^^;;;


先週、大学院のとある授業で、ある特定業種の経営状態を時系列で分析しろ、
というものが出まして、写真機業界とニコンをメインに調べてみました、
 # 先生からは「修論のネタになるような分析を」と言われたのですが・・・

で、まぁ、今日提出ですので、適当にまとめてみましたので、皆さんにもちょっ
と見ていただこうかと思いましたもので。また、できれば引き続きもう少し突っ
込んでやれればと思ってはいるのですが・・・。

まず、仮定その他。

写真機業界:ニコン、トプコン、オリンパス、ミノルタ、マミヤ、ヤシカ、コパル、
	   旭工学、キヤノン の9社
データ期間:1966年〜1998年。

分析の指標としては、
・売上原価率=売上原価/売上
・総資本回転率=売上/総資本
という二つを使ってみました。
 # さすがに修論というわけでもないですので(^^)

まず、売上原価率は景気変動の影響を受けながらも
徐々に上がっている傾向があるようです。

ちなみに「売上原価率」というのは売上に占める売上原価(商品を生産するの
に要する費用)を表していまして、つまりこの数字が小さくなるほど効率的に生
産を行なっているということになるわけです。
すなわちこの数値が上昇しているということは、売上を1円あげるためにより余
分の金が必要となっている、すなわち、売上1円あたりの利益が減少している
ということを意味するわけです。

次に総資本回転率ですが、こちらの方は確実に下降傾向。

「総資本」というのは会社の持つ資本、すなわち、工場や機械設備などのこと
を意味します。その回転率ということですから、すなわち機械を1回動かすとど
れだけの売上が出るかということを意味しているということになるわけです。
これが下がってきているということは、生産の効率が落ちているということを意
味するわけです。

あと、ニコンの場合の特徴ですが、業界全体より以上に景気変動の影響を受
けやすい部分があるようです。

とまぁ、まだまだ数値から傾向を掴んでいるだけで、非常にぬるぬるのいいか
げんなレポートではあるのですが・・・・・・。

では。

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WAKAYAMA Yoshinari  pat@terra.dti.ne.jp