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[nikomat 15356] Re: F80
F80/F100/F5などで古いズームのAFに問題がでる件:
私の場合F100 + AF35-70/2.8Sを使うとき問題になるので、お客様
相談室に聞いてみました。2〜3人たらいまわし?になって、「私も
DタイプのROMに何が入っているか詳しくはないですが」と言いなが
らの回答でした (^^;) 私の理解した所を要約すると、以下の通り。
・AFセンサは設計上特定のF値の光束を使っている
(光束を分けて相関を見ているから)
(特定のF値が幾つなのか聞き忘れました)
・レンズには収差がある
(多分一番の利いてくるのは球面収差)
・AFセンサが合焦を判定してもマット面ではボケる可能性がある
(例えば球面収差があればF値により焦点位置が違う)
(長焦点側で近距離が一番アラが見えやすくなる)
・マット面は基本的にフィルム面と同じ状況が見える
(マット面でぼけてれば当然フィルム面でもぼける)
(ただし通常ファインダーでは開放状態のピンを見ている)
(実際に写す時は絞り込む→状況が変る)
・DタイプレンズではROM情報で補正すると思われる
(AFセンサの情報+レンズの種別+(ズームなら)焦点距離+絞り情報
+距離情報?)
・ズーム以外のレンズでは問題になる程の収差が残らない(らしい)
ユーザから言えば、
(1) 長焦点側で寄っているときに注意が必要で、
(2) マット面でピンがいまいちきてないと思ったら、
(3) 絞り込みプレビューでピントを確認してみて、
OK→気にしない
NG→MFで補正する
ということになろうかと思います。
あまり気にしなくても良さそうな気はしますが。
絞りを開いて撮ることが多い人はDタイプの方が安心ですかね…
それにしても、光学系が同じでもDタイプの方が実用上写りもいいのね…
それにDタイプの方が最短撮影距離の短いレンズが作れる?
(ボディーが対応していれば)
面白いですね。
--
Shuichi ICHIKAWA <ichikawa@tutkie.tut.ac.jp>