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[nikomat 18514] Re:GITZO Accessories
佐伯(ドイツ)です。こんばんは。
私もそれほど大袈裟ではありませんが、カメラ機材とノートパソコン
を持って飛行機に乗る事が結構あります。やはり盗難、紛失が心配なの
で機材は全部手荷物。ルフトハンザを使う事が多いのですが、比較的お
おらかで、ビジネス(規定では2ヶまで)でもエコノミー(同1ヶ)で
も、余程混んでいるか、ローカル線の小型飛行機以外は手荷物でバッグ
2つ持ち込んでも何も言われません。ただ、エコノミーで手荷物の多い
時は、荷物の置き場所を確保出来るように、出来るだけ早く飛行機に乗
り込むようにしています。
一度預けるバッグの中にレンズを入れたのですが、到着して見てみた
ら、レンズの内側に油と思われるものが霧吹きで吹いたみたいに付いて
いました。貨物室の温度差か気圧差が原因と思われます。直前にSCで
ズーム、ピントリングの油交換してもらったばかりだったのと、安ズー
ムレンズだったのも影響しているかもしれませんが。
いやなのはセキュリティ・チェック。最近はあまりないですけど、係
官によってはカメラの中とか見るのがいるんですよね。日本だったら、
乗客の荷物は比較的丁寧に見ますが、欧米はお構いなし。レンズの後玉
にべっとり指紋を付けるは、シャッター幕を指で押しそうになるは、金
属のテーブルの上にぶつけるように置いたり、見ていてはらはらします。
で、こっちが嫌な顔をすると、余計喜んで、また細かく見ようとする
(ふりをする)嫌らしいのまでいました。以後、出来るだけ可愛らしく
振る舞うようにしてます。
> 今日見てみました。 ツァイスの機械なんですね。 天体望遠鏡や顕微鏡を作ってた記
> 憶があるのでプラネタリウムの装置を作っていても不思議では無いですね。
>西野様
ツァイスは(近代的な)プラネタリウムの発明者ですよ(^^)。第一次
世界大戦後間もない頃、ミュンヒェンのドイツ博物館に一号機が設置さ
れたはずです。この博物館はオリジナルを展示する事をモットーにして
いて、潜水艦やら飛行機やら本物がおいてあるのですが、星は置けない。
それでツァイスに依頼が行った、というような経緯だったと聞いてます。
第二次大戦後、ツァイスは東西に分かれましたが、その両方でプラネ
タリウムを作り続け、日本へは東西ドイツ両方のツァイス製が各地に納
入されているはずです。
昔は、日本で真似して作ろうにも、投影用のピンホールが綺麗に開け
られなかったとか。子供の頃はそんな話を聞いて、「流石ドイツ製は凄
いんだなぁ。」なんて感心したものです。まぁ、聞くと見るでは大違い
でしたが(^^);。最近は日本製のプラネタリウムも頑張ってますね。
BYE!